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藤田風々著作リスト【随時更新】
初めまして。藤田風々(ふじたふうふう)と申します。
細々と書いてきた小説がある程度溜まったので、休眠状態だったnoteを整理して著作リストを作りました。
随時更新していく予定です。
(ヘッダーの画像の出典:小林清親「佃島雨晴」
国立国会図書館「NDLイメージバンク」 (https://rnavi.ndl.go.jp/imagebank/))
凍星(いてぼし)アイスクリーム(2022年11月)
コバルト短編小説新人賞の番外編的な企画で、「氷河期」というお題に沿って短編小説を書くというものでした。
ありがたいことに佳作を頂きました。
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(元画像削除してしまったので、雑なスクショをば……。サムネ風画像に、いつもかんたん表紙メーカー様を使わせて頂いております)
急激に氷河期が進んだ日本。海辺の街に住む「わたし」は、父が営むアイスクリーム屋で働いている。「わたし」は近所のスタジアムが本拠地のプロアイスホッケーチームを応援していて、とりわけユース選手の「氷河くん」を推している。ある日、店に本人がやって来て…。
きみと声がわり(2023年3月)
pixiv「第五回百合文芸コンテスト」応募作品。
一次選考通過、受賞なしとなりました。
初めて書いた長編(中編)で、最終選考まで残ったのはとても貴重な経験となりました。
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三角彩羽子(みすみさわこ)は女子高に通う二年生の合唱部員。アンサンブルコンテストを控えたある日、ひそかに憧れていた同級生のアルト・澤澄夏(さわすみか)の声と、ソプラノである自分の声が突然入れ替わってしまう。ふたりは声が戻らないまま、パートを入れ替えてアンサンブルコンテストに出ることにするが――。
合唱に青春を捧げる女子高生ふたりの「共鳴」を描く、青春×音楽×百合小説。
休業探偵、最後の休日(2023年4月)
第223回コバルト短編小説新人賞落選作品。
供養のためにpixivにあげたところ、pixiv小説編集部様の「今日のおすすめ作品」に選出されて、思いがけず色々な方の目に触れることになりました(ありがたいことです)。
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怪我で休業中の探偵の元に、ある日突然メイドがやって来る。彼女は、探偵の弟から家事全般を行うよう依頼されたというが……?
Whose Voice Am I ?(2023年5月)
第3回日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト応募作品。
一次選考に落選してしまい、選考委員の方々からの選評を頂くことができませんでしたが、ありがたいことに、何名かの方から感想を頂いたりした作品でした。
SFというよりは、単なるすこしふしぎ百合風味名前当てゲームというところでしょうか。
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女子大生である「私」のワイヤレスイヤホンに、ある日突然、若い女性の「声」が棲みついた。「声」は「私」に、期限内に「声」の正体を当てて欲しいと言うが――?
鳴かぬ毒蛇が身を焦がす(2023年8月)
エブリスタ超・妄想コン「運命のふたり」応募作品。
こちらの妄想コンは、書評家の三宅香帆さんの『刺さる小説の技術』とコラボして、ご本人から選評頂けるチャンスがあるということだったので、休眠中だったエブリスタに久々に投稿してみました。
※落選でした。。。
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これは殺意か、それとも――? 恋を知らない殺し屋少年が霊感少女と出会ったとき、運命の歯車が回り出す。
おわりに
先日、文学フリマ東京36に行ったのですが、そこでの雰囲気を味わううちに自分も出店側に回りたいという思いが強くなり、「今まで書いた小説をまとめて冊子にしたら良いのでは」と思い至りました。
ということで、まずは著作リストを整理することにしました。
著作リストを作ってみて、溜まってきたという割にはそこまででもなかったという印象を受けましたが、これからも地道に創作を続けて行きたいと思います(そしてまた溜まったら冊子にまとめたい)。
くるっぷのアカウントを持っている方は、こちらもどうぞ。
(各作品についての反省なども書いてあります)
今のところの小説置き場はpixivがメインです。