御無沙汰YUDM 字レア限定構築戦
お久しぶりです。ワールドプレミアパックが出て炎の剣士を組みたくて熱くなっている男けぇつぅです。
今回は久しぶりの開催となる『YUDM』にお邪魔してきました。特に字レア限定構築戦に於いては“ジェネリックG”こと“マルチャミー”の登場で構築の幅はどうなるのか?“遊戯王ver2”こと“モルガナイト”と言うカードの登場でゆっくりなデッキはどうなるのか?
1.字レア限定構築戦が熱いカード(ファントムナイトメアから追う)
◎『闇と消滅の竜』+『光と昇華の竜』⇒『空隙の原星竜』
『闇と消滅の竜』、『光と昇華の竜』は共にレベル8のドラゴン族をEXデッキから除外して出しやすい点もあるが自身の効果で融合召喚をして最も相性が良いと感じるのは『空隙の原星竜』です。光属性と闇属性の数までフィールドのカードを破壊できる除去は優秀でかなりお手軽だと感じます。反面、EXデッキのドラゴンを除外するのでEXデッキの管理は非常に難しいです。また、闇と消滅の竜と光と昇華の竜は共に特殊召喚すればドラゴン族しか特殊召喚出来なくなるデメリットを負うのでドラゴン族単体の種族デッキで活躍するでしょう。比較的出しやすい(と勝手に思っている)『スクラップ・ドラゴン』『インフェルニティ・デスドラゴン』辺りをEXデッキに据えて第2プランとしたり『終焉竜-カオスエンペラー』を出したりとドラゴン族に可能性の幅を持たせてくれるでしょう。
◎粛声
粛声は環境デッキにも入るほどの実力を出すテーマですが少しだけその力を見せれそうです。
特に『粛声の龍姫神サフィラ』は自身で儀式魔法のような役割を果たすため、儀式魔法の少ない字レア限定構築戦においてはかなり貴重な存在です。とはいえ①の効果を使う為の儀式魔法が少ないので工夫が必要なのがネック。②の効果はほぼほぼ儀式魔法となるので『復烙印』でサフィラを戻しながらアドバンテージに変換し『粛声なる結界』で戻したサフィラをサーチして…というサイクルは中々のもの。仮に『闇の増産工場』や『バージェストマ・ディノミスクス』などサフィラを切る手段があれば使い回せる(光属性の戦士、ドラゴン族専用の)儀式魔法としての運用は可能でしょう。
粛声と相性の良い儀式モンスターが現状3種(粛声なる竜神サフィラ、古聖載サウラヴィス、光子竜の聖騎士)しかいないのでこれからポンと出てくれることを願ってます。
以上!熱いカード達でした!
2.実際に対戦したデッキ達
まず組んでいて戦えている、良いなと思ったのは“星遺物オルフェゴール”で『機界騎士ギルス』『終末の騎士』という初動がありガラテアを守って妨害を構えたりとデッキの息切れとの戦いになるのだが『星遺物 聖杖』と『オルフェゴール・トロイメア』のサイクルがある為割りかし息は長そうだ。しかし、レアで収録されている星遺物関連の魔法・罠は妨害性能がそこまでなので時に『貪欲な瓶』でデッキに戻したりとコントロールの要素は強い。
短所としては機界騎士ギルスや終末の騎士が止められた場合に単独での展開が出来ないという所と星遺物の9割程は上級なので事故は警戒すべきだろう。
何より目立ったのは上記の“ドラゴン族グッドスタッフ”だろうか。ドラゴン族で光属性、闇属性関連での強化から粛声を合わせる決闘者もいた。展開力は異常でマグナムートというエンジンやエースの存在が際立ち圧倒的に組んでいる割合は多かったように見受けた。
また、根強く強いと感じるのは“海(アトランティス軸)”で『潜海奇襲』が字レア学会により規制対象なのだが『海竜神‐リバイアサン』の制圧力は脅威である。また、『デス・クラーケン』やフィッシャーマン関連の妨害できるモンスターやエース格などしっかりしていることから『伝説の都アトランティス』の字レアが高いので手は出しづらいだろうが関連カードが揃えば比較的組みやすい部類となるだろう。
尚、字レア限定構築はゆっくりとした環境というかデュエルが目立つのでマルチャミーは相性が悪く採用をしないケースが多かった。入れたとしても展開力に関しては明らかに現代のカジュアルデッキよりも遅い傾向があるので不採用が妥当だと感じた決闘者は多めである。使用したとてレベルが4であることからエクシーズ召喚などの素材にされがちのようだ。
次の字レア限定構築ではドラゴン一強となるのか!?これからが楽しみである。
※オフ会のほとんどを字レア限定構築に費やしていたので感想とします。