なんでみんな他人ごとなの?_なぜ私は気候危機に取り組むのか。vol.13
初めまして。 小学6年生のあかりです。
私が気候変動に目を向けたのは、ヴィーガンがきっかけでした。
1年前、アトピー治療のために菜食を始めました。
アトピーで苦しんでいる人たちのために、役にならないかな?と思い、インス タグラムで発信も始めました。
菜食のことについて調べると”ヴィーガン”という言葉を知りました。 そしてもっと調べていくと、動物の残酷なことが分かりました。
(YouTubeでDominin、NetflixでCowspiracy を見てください)
私は今まで動物を食べていたんだ・・・
卵を食べることはこんなひどいことをしていたんだ・・・
全部がショックでした。
泣きながら動画を見ました。
インスタグラムをやっていくうちに、畜産は気候変動に影響していると言った記事を見かけました。
その時は”気候変動”など全く知りませんでした。
毎日気になって調べたら、何もしなければ今の安全な地球を守るためにあと4 年と知りました。
私には4歳の弟がいます。
だから私は地球をなくならせないために、自分より若い世代の人たち(私も)のために自分にできる限りのことをやろう!と思って行動を始めました。
まずはいろんな人に知ってもらうために、クラスで気候変動や畜産についてプ レゼンテーションをしました。
クラスメイトや先生はとっても無関心でした。
どうして他人事なの?
どうして私個人の意見だと思うの?
地球は私たちの住む場所なのに。
すごく悲しくて、悔しくて、その日は家に帰ってから泣きました。
ポイ捨てをしない。マイバックを持つ。 そんなことは当たりまえです。
”当たり前のことを、当たり前にやろう!”
私の校長先生が朝礼でよくいう言葉です。
でも、それじゃ間に合わないんです。みんなの当たり前のレベルが低いから。
私は日本の学校は、気候変動の授業が絶対に必要だと思いました。
それから、去年の秋に小泉環境大臣の講演会にも行きました。
”ヴィーガン給食”の導入をお願いします。と手紙を書きましたが、渡せませんでした。
この日も悔しくてまた泣きました。 いつか直接お話しできるといいです。
なぜ私がこの提案するかというと、これから生きる子供たちは全員環境問題に とり組まなければならないと思うからです。
何をすれば良いかわからない子たちがほとんどだと思います。
それなら、毎日食べる給食で自然と取り組むのが簡単だと思うからです。
実は日本の栄養学は50年前から変わっていないそうです。
牛乳は骨粗鬆症になると、医者の研究でわかっているのにまだ飲み続けています。
こないだは給食に鯨の肉が出ました。
鯨は大量のマイクロプラスチックが多く含まれているので、妊婦さんや子供には食べさせないように言われているそうです。
それなのに、私たち子供がどうして給食で食べなければいけないのでしょう
か。
大人たちはビジネスのために、気候変動を進める動物性の食べ物を子供たちに食べさせないで欲しいです。
食べ物はありふれているのに、栄養のためと言えば、許されるのでしょうか。
伝統・文化と言えば動物の命を脅かし、地球を破壊しても良いのでしょうか。
私が今、気候変動に向けてやっていることは、家の電力を自然エネルギーにパワーシフトしたことです。
パワーシフトとは自然電力に切り替えることです。 停電などを心配する人も多いでしょう。
でもそれが全く起きないのです!
お母さんがいうには、前の電気代よりも安いし、ネットからすぐに切り替えられたと言っていました。
自然エネルギーなので環境にも良いのです。
では、石炭火力発電と自然エネルギーの違いは?
東京電力などから発電している電力は、気候変動で問題となっている、石炭から作られています。大量の温室効果ガスを発生します。
電気を使用するたびに、環境破壊にお金を払っていると言うことになります。
なので、環境に優しい自然エネルギーにパワーシフトしましょう!
先週、竹の歯ブラシデビューをしました。脱プラスチックも気持ちがいいです!
私には、もう当たり前のことなので、気にしていませんでしたが、 もちろん、ヴィーガンになることも気候変動に取り組むことの一つです。
スーパーのお客様の意見箱、知っていますか? 私はいくたびに”植物性の商品を増やして欲しい”と書いています!
皆さんもぜひやってみてください。
🌱全国で若者が金曜日の学校ストライキを決行しています。
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