Canon EOS Kissシリーズの歴代モデル比較
Canon EOS Kissシリーズは、初心者向けのデジタル一眼レフカメラとして人気のシリーズです。歴代モデルを比較し、それぞれの特徴を見ていきましょう。
Canon EOS Kissシリーズの歴代モデル比較
EOS Kiss X2(2008年発売)
約1220万画素のCMOSセンサー
画像処理エンジンDIGIC III
当時としては十分な画素数で、今でもL判プリントには適している
EOS Kiss X7(2013年発売)
約1800万画素のCMOSセンサー
画像処理エンジンDIGIC 5
コスパ重視ならおすすめ
EOS Kiss X8i(2015年発売)
動く子供を撮るならこちらがおすすめ
約2420万画素のCMOSセンサー
EOS Kiss X9(2017年発売)
約2420万画素のCMOSセンサー
画像処理エンジンDIGIC 7
デュアルピクセルCMOS AFにより高速AF[3]
Wi-Fi/NFC/Bluetooth対応
歴代シリーズ中、最も初心者に寄り添ったモデル
EOS Kiss X9i(2017年発売)
約2420万画素のCMOSセンサー
4K動画撮影対応
予算に余裕があるならおすすめ
EOS Kiss X90
EOS Kiss X90はEOSシリーズの中で最も安価なモデル
新品の最安価格は約50,800円(ボディのみ)
有効約2,410万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載
上位機種のEOS Kiss X9やEOS 80Dと同等の画素数
RAWデータでは上位機と同程度の画質が得られる
デュアルピクセルCMOS AFは非搭載[2]
画像処理エンジンはDIGIC 4+で、他のKissシリーズのDIGIC 7より古い
JPEG撮影時のノイズリダクションや回折ボケ補正の性能が低め
最大ISO感度は12,800で、暗所撮影には不向き
動画撮影はフルHDまでで、4Kには非対応
ライブビューや動画性能は上位機種より劣る
初心者よりも、光学ファインダー撮影に慣れた中級者のサブ機としての使用がおすすめ
比較のポイント
新しいモデルほど高画素・高機能だが、価格も高め
予算重視ならKiss X7、最新機能を求めるならX9iがおすすめ
古いモデルでも趣味の範囲なら十分使える
ただし故障リスクや「使い捨て」になる可能性はある
初心者の方は、予算と必要な機能のバランスを考えて、自分に合ったモデルを選ぶのがよいでしょう。Kissシリーズは、どれを選んでも初心者に優しい使い勝手が魅力です。