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日本語教師として変なのかな?
夏休みになったため、日本語教育業界もセミナーや勉強会などたくさん開かれている。
最近、よく「先生も行くの?」と聞かれる。
正直にいうと、「行ったことがない。」
え?と思う先生方もいると思う。
日本語教師のスキルアップの勉強会には、よく参加しているが、
「日本語教育研究大会」のような、研究会には参加したことがない。
それは、大学生のときも日本語教師になってからもだ。
「最新情報を手に入れてないの?」
「スキルアップしたくないの?」
よく言われる。
私は、学生に日本語を教えていて、いつも思うことは
「どうしたら、目の前にいる学生たちは住みやすいと思うのか。」という視点。
大学4年間も「日本語教育」や「第二言語習得」を専門的に勉強したわけではない。私は、4年間「移民」や「多文化社会」について専門的に学び、ずっと研究してきた。
だから、教育というより多文化共生や移民の視点から、考えることが多い。
多いというより、70%近くはこの視点からいつも考えている。
「どうしたら、住みやすくなるだろう。」
「どうしたら、コミュニケーションがスムーズにいくだろう。」
「今の若者はどんな言葉を使っているんだろう。」
「学生がスマホを使っているなら、ICTを取り入れてみよう。」
わたしは、目の前にいる学生からいろんなことを取り入れたいのかもしれない。
教育を研究したというより、「今」「目の前」に集中したいのかもしれない。
日本語教師として、学会や研究会に参加しないのはダメなことなんじゃないかなと思いながら、どうしても足が向かない。
興味がわかない私は、おかしいんじゃないかとも思う。
そんなことをよく考える。
100%興味がないわけではない。今はないだけ何かもしれない。
でも、「移民」や「多文化」と書いてあるとワクワクする。
それもおかしいのか。
最近、あった人に「教育学部の出身ですか?」と聞かれた。
教育学部でもなければ、言語学部でもない。
私は、「人文社会学」の方が近い。
自分の中で、専攻して研究してきたことが、教育でも言語学でもないから
そこにちょっとした違和感を感じているかもしれない。
日本語教師っていろんな学問から興味を持って、資格を取って働いている人が多いと思う。
私もその1人だと思う。
だから、興味が出たら参加しよう。
自分のペースで行こうと思う。
わたしは、わたし。
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