石じゃなくて、生身の人間で死にたい!
年明け前に、Twitter で日本語教師の人たちが、「教師の化石化」について、ツイートされていました。
私は教師として、化石化するのが怖い!
でも、実際に化石化していたなーと思うところがある。
✔︎ 多忙のあまり、授業準備がおろそかに
✔︎ 教案を更新しない
✔︎ 新しいことを学ばない(学ぶ時間がなかった)
今までの授業のやり方を振り返るとゾッとします・・・・。
わたし、化石化しはじめてた!!!!!!
わたしの場合は上の三つが化石化に当てはまるな〜と思うことでした。
では、具体的に教師の化石化ってどんなことなのかな〜と考えてみました。
ちーちゃん先生が思う教師の化石化行動
✔︎ 新しいことを学ばなくなる
✔︎ 授業を振り返らない
✔︎ ずっと同じ教え方
✔︎ ずっと同じ教科書で教える
ちーちゃん先生の個人的な意見です。
この中で、化石化しないためにやった方がいいことは!
「自分の授業を振り返る」こと
自分の授業を振り返ることが、化石化を防ぐ一番の方法かなと思います。
自分の授業を振り返ると、改善すべきところを発見できます。そして、改善するための方法を模索する。
そうすると、古くても自分がやっていない教え方に出会えるのだ!
古い教え方かもしれない。
でも、自分にとっては「新しく知った教え方」だったりするのです。
新しい教え方をすると言うことは、本も自ずと変わってくる。同じ教科書を使ったとしても、その教え方を学んだ本が同じ本ではなくなる。
何と言うことでしょう!
授業の振り返りをすると、私があげた教師の化石化行動が打ち消されるのです。
新しいことに挑戦すると言うことは、勇気がいる。
わたしも新しいことにチャレンジするのが怖かった人間です。
「慣れ」とは怖いものです。
わたしは、大学を卒業してすぐに今の学校で専任教師になりました。
専任1年目で、「みんなの日本語」という教科書を初級1、初級2両方、2周半した。
この積立で、乗り越えた専任2年目。
ここからが、私の化石化の始まり。
授業の振り返りはしてこなかった。
「忙しい」からが口癖。勉強会はうちの学校にない。
外部の勉強会にも参加したことがなかった。
新しいことをしたいけど・・どうしたらいいのかわからない
ずっと悩んでぐるぐるしていた。
専任3年目。
教務の仕事も後輩に回して、私は補佐。
経験もどんどん積めている気もしたし、自分のために時間を作れるようになった。
「新しいことをしたい!」と強く思うようになり、「昔はこうだった」というベテランの先生の話に疑問を持つようになった。
「外に出て行こう」
外に出ていかないと、新しいことを学べないと思った。
慣れた環境で、心地よい関係性のある人たちに甘えてはいけないと。
新しいことを提案すると、拒否されたり。
「昔はこうだった〜」と。昔の話も悪くはない。
でも、時代が変わっていることを受け止めなければならないし、
学生も変わっていることを理解しなければならない。
それを理解するために、外へ一歩踏み出したのだ。
もっと情報を得るために。
もし一人で踏み出すのが恐ければ、同じ仲間と踏み出すのもよい。
化石化しないということは、今の時代を理解すること、そして、その時代の学生と共存していくということだと思う。
わたしは化石化せずに、その時あったものを教えられたらいいな〜
教師を辞める時、
「化石化」した私ではなく、常に探究心がある教師でやめたい。