いろいろあった4年間
ここ最近、忙しすぎて、いろいろありすぎて、忘れていたことがあります。
先月、9月で日本語教師になって4年になりました。
大学4年生の9月にインターンとして、教壇に立ち始めました。
大学4年生の3月末にティーチングアシスタント先のノルウェーから帰ってきて
帰ってきて、そのまま大学のオリエンテーションに参加した。
今でも覚えている。
みんな、髪が黒くて、スーツだった。
就活解禁も海外でむかえ、私は実感がわかなかった。
焦りも生まれなかった。
そんなこんなで、就活をろくにせず、日本語教師の道へ進むことを決めた。
たまたま、先輩が非常勤で勤めていた学校で教師を探していると聞いた。
そこから、私の日本語教師としての生活がはじまった。
学生と一緒に勉強するのは楽しかった。
いろいろな国の学生と会話するのが楽しかった。
日本にいるのに、外国の人とコミュニケーションがとれるって
なんて、面白い職業なんだ!!と思った。
3ヶ月働いて、学校から内定をもらった。
そこから、4年。
いろんなことがあった。
社会人1年目
扁桃腺炎:2回
急性胃腸炎:3回
ノロウィルス:1回
風邪:数知れず
病気に病気を重ねて、病気とともに過ごした1年でした。
今思えば、何が楽しかったか、わからないというより、覚えていない。
教務室にいるのが嫌すぎて、ほとんど、教室にいて学生といたのは覚えている。
教室で学生と一緒にお昼ご飯を食べて、午後クラスが終わったら、
放課後は、担任クラスに学生と補講をして・・・。
それが、すごく楽しかったな〜と思った。
社会人2年目
精神的に来ていたのが、わからなくて、ついに体にいろんなことが現れた年。
学生に「10円はげ」を見つけてもらいました(笑)
今では笑い話にできています!(この前学生とも笑って話していました)
お局に毎日のように仕事を与えられ、増やされ・・・
とある先輩には、社会人としてではなく、大学の後輩としてずっと扱われ
(学生の前で「〜ちゃん」って呼ばれてました。)
毎日、ストレスの嵐。
ついにストレスが限界突破。
朝、学校について教務主任の前で泣きました。
泣いたというより、自然に泣いていたの方が正しい。
よくわかってくれる、仕事のできる、いい教務主任でした。
本当に感謝してます。
その日からリフレッシュ休暇を2週間もらい、実家に帰ってゆっくり。
復帰してからは、週4で勤務。
学生たちも「おかえり!」って迎え入れてくれたことが、うれしかった。
社会人3年目
燃え尽き症候群。
やりきった感がゴールデンウィークからずっとあり、モチベーションが上がらない。
3年目はずっと初級クラスのカリキュラム、進度、担任サポートなどをやり、
専任の先生たちに仕事を振ったり、管理したり、教科書費の計算したり。
知らない間に仕事めっちゃしてた(笑)
引き継ぎするのめちゃくちゃ大変だった。
転職活動するときに書いた職務経歴書が一校だけなのに、A42枚も書いてた・・・。
私やほかの専任のやりたいことを積極的にやらせてくれて、尊重してくれた教務主任に感謝しきれない。あんなに仕事ができる上司のところで教務をしながら、教師もできて幸せだなーと思ってた。
「辞めたい」と考えて、悩んでいたのはこの年です。
辞めたいと思った3年目
何かステップアップしたいとずっと思っていました。
卒業生を出したのは、1クラスしかありません。
転職前にの3年間で「みんなの日本語」という教科書は、6周半も教えました。
(もはや1年目で3周半しています。)
いろんな教科書を見て、学生やクラスに合うものを使い分け、
教材研究にすごい時間をかけました。
テキストもたくさん買ったし、学校にも揃えました。
ほぼ0初級から中級まで教えて、到達目標からの逆算をして、カリキュラムを考え、教科書を選び・・・。
新しいことを学びたいと思うようになりました。
上級ってどうやって教えるんだろう。
ビジネス日本語は?
プライベートレッスンもやりたい!
今がタイミングなんだ!
このタイミングは逃しちゃいかん!
2018年11月末に教務主任に退職することを伝え
12月中旬に副校長、校長に伝えました。
「やさしい日本語」を広めるために、講座を開いたり、もっとしたい!
自分がやりたいことをもっと自由にやりたい!
それが私のステップアップだと思うし、向かう先だと思いました。
社会人4年目
専任で勤務していた学校を3月に退職し、都内にある学校で非常勤を4月から始めました。
初級・中級・中上級と教えましたが、前任校と違って、面白かった。
教科書知識が増えたし、ちゃんと専任から指導していただいたのがとてもよかった。悩みがすっかり消えた。
ただ、もやもやは晴れない。
どうしてなんだろう。
あれ?やりたいこと、できてない。
ずっと学校にいる。うちに帰っても、仕事してる。
あれれ?
また「辞めたい」と思い始めた。
#せいかつ編集サロン に再度加入して、コンセプトワークをしたときに
出てくる出てくる、「わたしのきもち」
驚いたのは「新しい未知の世界を見たい」という気持ち
「わたし、ただ新しいじゃだめなんだ。知らないことをしたいんだ!」
これが私の気持ち。
今までやってきたことの応用ではなく、一から自分で学ばなきゃいけないことを
やってみたいことに気がつきました。
そこで出てきたのが「プライベートレッスン」。
どうやって人を見つけるの?
どこでやるの?
レッスンスケジュールは?
料金は?
唯一知っているのは、「日本語の教え方」
それ以外は、未知。 ワクワクした。ドキドキした。
これなんだ。私の進みたい道は。
日本語教師4年目を迎えた9月中旬。
わたしは、フリーランスとして動き始めた。
これからのわたし
どうなるか、わかりません!
お金も大変だし!(笑えないぐらい大変・・・)
でも、覚悟してこの道に進みました。
なにより、心が元気なこと。毎日、朝起きるのが楽しいこと。
こうやって、元気に生きていることが幸せだな〜と思います。
日本語教師は5年目に入りました。
社会人は4年目真っ只中。
来年、何をしているかは、まだわかりませんが、
自分の気持ちに素直に、そして、ちゃんと向き合って、生きていこう。
いろんな生き方がある。
そのとき、そのときでちゃんと選んで
楽しく生きていきたいです。