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ウソの見抜き方~森透匡さん



約7年前、福岡であるセミナーに参加しました。そのセミナーのタイトルに興味を惹かれたのです。
その名も「ウソの見抜き方」というセミナーでした。講師は千葉県警OBの森透匡(もりゆきまさ)先生
私はそのセミナーを受けて衝撃を受けました””  おお面白い…
森先生は千葉県警で知能犯担当の捜査二課で活躍された方で、2011年の東日本大震災の際、緊急応援で
福島県に入り、数々の遺体を発見し当時の悲惨な状況を目の当たりにされ、「人の命って儚いなあ」と考え
千葉県警を退職し、その後自分で会社を立ち上げ、講演、人事採用系コンサル業を始められた方です。
安定した警察を退職し起業する人は殆どいないそうです。言ってみれば「変態」です(笑)
そのセミナーで衝撃を覚えた私は、森氏と連絡を取り、個人的にコンサルを受けるようになりました。
森先生は千葉県警で知能犯担当で容疑者約2000名の取調べを行ない、その経験によりウソつきにはある共通点がある事見つけます。        (その内容については2冊の著書にもされています)
私は、1~3か月に1度、東京で「ウソの見抜き方」や「クレーマー対策」のコンサルを受けています。
現在もお付きあいは続き、殆ど飲み仲間となっています(笑)
人間は一日200個の嘘をつくと言われています。営業先で相手のネクタイや服装、机、車を褒める…等々
「社長!今日のネクタイ良いですね」…とか思ってもいないのに…(笑) これもウソの一つです
警察でも無いのに嘘を見抜いてもしょうがない…と思われるかも知れませんが…
ビジネス上、もし相手のウソが見抜けたら正しい情報を得ることが出来ます。その結果として正しい判断が
出来る事になり、自分が求める最善の結果に近づける事が出来るかも知れません
まず、ウソをつく人間は「ウソのサイン」を出します。そのサインは①話し方②しぐさの2つです。
①話し方のウソのサインとしては…・質問に答えることが出来ない・質問以外の答えを言う・質問を繰り返す・簡単な質問が理解できない・逆ギレする
・明確に否定しない・余計な説明が長い・聞いていないことまで話す
みなさんの部下や同僚の方にはその様な方はいらっしゃいませんか?

うんいますね。そんな人(笑)

次に②しぐさにでるウソのサインとしては ・反応しない、反応が遅い 固まる(答えに困っているからそうなります)
・(その質問がきた時点で)身振り手振りが無くなる、ポケットに手を入れる(ウソをつく事で精一杯なので他のしぐさが出来ない)
・顔に手をやる・ネクタイを締めなおす、机の上の文房具を揃える、おしぼりを畳む(飲食店等での会話の場合)
ウソをつくと「言ってはいけない事を言っているので口をふさがないといけない」をいう理性が顔に手をやると言われており
ウソをつくと「心が乱れるので身の回りのものを整えようとするしぐさになりがちである。
ということらしいのです。
皆さんは自分や周りの人にこの様な心当たりはございませんか?  ウソを見抜く技術が特別に必要であるとは申しません。
しかしながら、部下や取引先がウソをつかないといけない状況にあるとしたら、それは上司である皆さんの
仕事の指示、タイミングが適切であったのか、若しくはそのアプローチが正しかったのか、自己チェックできる場合もあります。
ウソの無いコーチング(仕事の指示)やウソのない商談は信頼関係が生まれます。 悪いウソは早期に見抜く事で不祥事を抑制する効果もあります。
今日から皆さん、「うそのサイン」に注目してみて下さい。
あ、でも自分や周りを守るためのかわいい、小さなウソはOKにしましょう!

森先生


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