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フライパンの洗浄方法でギョーザの焼け方は変わるか?

ライオン㈱さんと共同で取り組みを開始して、はや半年が経ちました。
今回は、フライパンの洗浄方法を工夫したらギョーザが張りついてしまうフライパンでも張りつきが抑えられるか?を検証した結果を報告します。

事の発端は、1月にライオンさんと一緒に検証していたとき。私たちがギョーザの調理検証に使用したフライパンを、ライオンさんに洗浄していただいた結果、ギョーザの張りつきが少なくなるフライパンがありました。

このフライパンチャレンジを始めたとき、フライパン会社の方からも「フライパン表面のフッ素樹脂コーティングが無くなると、料理したもの張りつきやすくなり、焼き残りが張りつきに影響を与える可能性はある」ということを聞きました。

「洗浄のやり方次第でうまく焼けるフライパンもあるかも?」と思いながら、私たちがギョーザの調理検証し、ギョーザが6個~11個程度張りついてしまうフライパン50枚をライオンさんに洗浄いただきました。

今回の検証では、しっかり汚れを落とすために、フライパンに5mLの酵素入りの洗剤をかけ、ぬるま湯を底面が浸る程度入れて30分以上つけおいた後、酵素入りの洗剤を含ませたスポンジで洗浄しました。


洗浄した50枚のうち、20枚でギョーザの調理検証をしました。結果、検証したフライパンのうち6枚でギョーザの張りつきがなく、キレイに焼けるようになりました!変わらず張りつくフライパンと比較して何か特徴に違いがあるのか、顕微鏡でフライパン表面の違いを比較したものの、あまり新しい発見には至らず。まだまだ検証は必要です。

フライパンチャレンジはまだまだ続いています。
よりおいしく、楽しく調理ができるギョーザを追求していきます。

R&D H

今回一緒に取り組んだ仲間、ライオン研究所メンバーさんのチャレンジの様子は、ライオン公式noteからでも紹介されています↓ ぜひご覧ください!
冷凍餃子の張りつき原因究明に挑む!フライパンと向き合った3か月間の軌跡|ライオン公式note (lion.co.jp)


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