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特徴的なフライパンをご紹介

私たちは一年半フライパンを見続けました。最初の頃は山のようなフライパンに圧倒されましたが、今では見慣れた光景になりました。

これまでも取材に訪れたメディアの方など、初めて目の当たりにされた方は、とても驚かれていました。

改めてフライパンを振りかえり、一つひとつ見ると色々見えてくるような気がしました。ここでは、特徴のあったフライパンをいくつか主観を交えてご紹介します。

◾️丸型 ハード 底面の焦げ方、変形

これは相当年季の入ったものだと思います。家族との思い出など詰まっているのかな。
底面の焦げ方からガス火、それも強火の感じが残っています。フッ素加工は強火が苦手のようですが、どうしても炒めものなどは強火で調理したくなりますよね。
表面の傷は少ないですが、フッ素が剥がれているので、炒め物より焼き物をよく調理されていたのではないかと推測しています。また、歪み変形具合から10年選手では無いかと感じます。

◾️深型

近年のフライパンのトレンドとして、マルチに使える深めのモノが売れているとメーカーさんに聞いたことがあります。
一方、マルチに使う=煮たり焼いたりと様々な調理方法に用いられるフライパンは、表面のキズなどから水分が入り込みやすく、フッ素加工に影響しやすい面もあるとも伺いました。

◾️丸型 小型 12個は焼けない

底面が広くないので、12個は並ばなさそうです。おひとり様ユースで少量を調理されていたのではないかと思っています。比較的見た目のダメージは弱く、手入れも行き届いているので、コンディションは良さそうです。ギョーザなど焼き物は張り付くのでしょうが、炒めものはまだいけそうです。

◾️卵焼き用 意外と多い、蓋も普及している

この形が意外と多いことに驚きました。改めて調べてみると、蓋も普及しているのですね。大手日用品店舗などを覗くとたくさんの四角形の蓋が並んでいました。
また、6個や4個焼くには丁度良いサイズだと改めて認識しました。お子さまでも扱いやすいサイズなのかもしれませんね。

◾️扇型  1/3,520個

この形は初めて見ました!弊社に届いた様々なフライパンの中でも、多くの方が目を止め手に取っていたので、やはり珍しい形なのだと思います。炒めものをお皿に盛り付けるときに、良さそうです。改めてフライパンの奥深さを感じました。

◾️取っ手が取れる 全体の1/4くらい?

フライパンの柄が取れることは収納に便利ですよね。私は使ったことがないのですが、弊社に届いたフライパンの中で、想像以上にこのタイプが多くてびっくり。
重ねるとバラしにくく、運び難さもあり、管理する私たち側からは少し悩ましかったです。全般的に厚目の重たいモノが多く、指を挟むと痛かったです。

それぞれのフライパンにそれぞれの想い出があり、おいしい料理を作り続けてきたと思います。フライパンの皆さま、本当にお疲れ様でした。

今回お送りいただいたフライパン3,520個は、ほとんどがアルミ製のもので、鉄のフライパンは数十個ほどでした。
鉄は鉄、アルミはアルミにキチンとリサイクルしていきたいと考えています。

広報Q


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