NFTは時代の潮流となるのか【音楽・動画・映像】
2022年ゴールデンウィーク。もちろん細々とDTMに取り組んでいます。こんにちは、fm23です。今回は音楽NFTに関して調べたこと、考えたことを少し書いてみたいと思います。
音楽NFTクリエイター黎明期
黎明期とは草分け的な時期のこと。今はまさに音楽NFTのパイオニアになれるときだ。
2022年に入ってから、ツイッターで「音楽クリエイターはNFTに一刻も早く参加したほうが良い」「音楽NFTに興味がある」という呟きをいくつかお見かけしてきました。
私もNFT流行の波に乗っかるかどうかを検討すべく、NFTのメリットや運用の継続性についてリサーチをしているところ。NFT参入、ほんとにメリットしかないのだろうか?運用は難しくないの??と。
NFTといえば、ついこの前まで仮想通貨が必須でした。しかしどうやら日本円でいける販売場所ができたそうで。
その販売場所は、日本円でNFTの発行や売買ができる日本初のNFTマーケットプレイス、HEXA(ヘキサ)です。→ HEXA NFTとは
2019年設立のメディアエクイティ株式会社が2021年にスタートした事業でした。
仮想通貨を使わなければならん、となると何をどうすれば良いのかさっぱりわかりません。が、日本円が使えるならばNFTへの参入ハードルはかなり下がりますよね。HEXAの場合はサイトが日本語ですし、初心者でも取り組みやすそうです。
Audiostockのクリエイターも次々と参入
HEXAを覗いてみると、見覚えのあるAudiostockクリエイターさんが何人かいらっしゃることに気がつきます。
新しい市場の先駆者が享受する利益を先行者利益と呼ぶらしい。早めにマーケットシェアを獲得することで、音楽NFTの購入者に覚えてもらうというメリットがあるみたいです。
制作・販売、どちらも長けているクリエイターなら一足飛びに参入できますね。いいなぁ〜。
この◯◯さんが元々Audiostockのクリエイターでした!という可能性は高いんじゃないでしょうか。もしNFTで作品がバズれば、そのクリエイターの作品を探しに購入者がAudiostockに流れてくる可能性もある。
NFT、Audiostockの二刀流が増えることも考えられます。すでに音楽によって報酬を得る手段は、作曲、演奏、動画配信、教育など多岐に渡っており、更にNFTが加わるということ。
ウェブ販売は商品力×集客力
HEXAの場合、Twitterアカウントとの連携が大きなポイントです。Twitterのフォロワー数が多い=集客が見込めるということ。Twitterのフォロワー数が多ければ、HEXAでのロケットスタートが可能。
NFT販売では、Twitterを使ったgiveaway企画でクリエイターの認知度を上げることもあるそうです(≒無料プレゼント戦略)。
商品力と集客力さえあれば、たとえTwitterのフォロワー数が少なくても販売数は伸びる??いやいや、どちらも難しいですやん。だからみんな困ってる。
と思ったら、積極的にNFTをリサーチ&購入する富裕層?が存在するらしい。とあるイラストクリエイターさんは、NFT購入者に積極的営業をかけて販売数を伸ばしてみえました。
そう考えると、イーロンマスクが購入者として自分の作ったNFTに興味を持ってくれるとかね。可能性はゼロではないですよ。これを読んでいるあなたもNFTのピコ太郎になれるかもしれない。名付けてヘキサゴンドリーム。早いとこイーロンマスクをフォローしておこう。
giveawayは、自分のブランドや発言にある程度の自信がないと出来ませんね。
〆切は◯月◯日まで!早めに応募してね!なんて言われたら「早く決めなきゃ」と思っちゃいませんか?でもこれをSNSで見続けると「あぁまたか(そっ閉じ)」となりそうな気もする。
Twitterアカウントを音楽(あるいは動画)、NFTと切り分けて運用する。そんな選択も考える必要があるのかも。
自分で音楽や動画を作って、自分で集客。集客場所が、フリーBGMサイトでもストックサービスでも自前サイトでもなく、HEXAから始めるクリエイター。
そしてNFT販売のノウハウや集客を強化するための、NFTクリエイターが集まる会社。もう既に存在してたりして!?
AudiostockクリエイターがHEXAに乗り換える可能性
NFTはストックサービスより実入りが良いということで「参入者の少ない今がチャンス」という声も。
ただ、個人的には乗り換えるクリエイターはほんの一握りではないかと思います。なぜならAudiostockさんの集客力に頼っている部分が大きいから。HEXAは、個人がブランディング、マーケティングをセットでがんばる世界線。
あと、クリエイターがとくに中高年の場合、心理としては慣れた基盤から動きたくないことはある。新しいことに挑戦するまでのエネルギーがなかなか、ねぇ...
たとえば「NFT?興味あるっす」と言うクリエイターが10人いたとして、きっと実際に始めるのは1人いるかいないかの世界だろう。中でも継続する人はさらに絞られていくはず。
…ということは、クリエイターがNFTを始めることはそれだけですごいことだ。完全に乗り換えなくても、小さく始めるのが良さそう。何より、デジタル経済圏で販売するスキルを獲得していく過程は面白そうです。作品を販売する他に、オークションにかけることだってできるんですって。へぇ〜!
集客ツールとしての著作権フリーBGM
動画・映像クリエイターがNFTを宣伝するとなれば、BGMもおのずと欲しくなるはずです。動画や映像などをメタバースで登場させるときには、BGMがあったほうがユーザーを楽しませることができる。
仮にNFTがクリエイターの世界を席巻してきたとしても、著作権フリーBGMの需要が大きなことには変わりはないでしょう。
HEXAと同じく日本発である著作権フリーBGMサービスといえばAudiostock。
Audiostockには現在、トライアルプランがあります。著作権フリーのBGMが30日間無料で使いたい放題です。無料トライアル中に解約すれば、料金は一切かかりません。
日本の音楽ストックサービスでありながらも、海外の音楽会社のBGMも豊富なのが特徴です。
トライアルプランはいつまで続くかわかりません。まだAudiostockに登録したことがなければ、お早めにチェックを😉✨