現場の最前線で頑張るナースを応援しています
こんにちは 新改法子です。
新型コロナが発生してから2年半が過ぎましたが、いまだ収束が見えず、病院で勤務している医療職・介護職の皆さんには本当に頭が下がる思いです。
私は、今、大学の看護学部で教員をしていますが、その前は病院の感染管理チームに所属し、新型コロナの感染対策に携わっていました。
過酷な医療現場の最前線で、自分たちの感染リスクを負いながら、濃厚な身体接触が避けられない状況の中でも、愛護的なケアを続けているナースたちを身近で見てきて、その頑張りと使命感には、ただただ、感謝の思いでいっぱいでした。
そんな中、医療現場でクラスターが発生し、ナースが感染した話や報道を聞くと、本当に胸が痛みます。なぜ頑張っているナースが感染しないといけないのか・・・そんな思いにさえなりました。
そんな思いから、感染したナースに何か支援できることがないか、と考えて、研究に着手しました。まだ研究を始めたばかりですが、感染したナースにインタビューをさせていただいた結果をまとめた論文が採択されました。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jans/42/0/42_42072/_pdf/-char/ja
つらい胸の内を語ってくれたナースに心から感謝とエールを送りたいと思います。そして、少しでもナースが現場でやりがいや看護の楽しさを感じることができるように私自身できることを探して支援していきたいと思います。