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おおさきFMでラジオ小説の原作を担当させていただくことになりました


皆さんこんにちは。味生大昂(旧はなし)と申します。お久しぶりの方はお久しぶりです。

 この度、宮城県のおおさきFMより放送される、「音の図書室」というラジオ小説番組の原作を担当することになりました。

 図書室には沢山の著作が並んでいますが、「音の図書室」では全話が僕の原作です。身が引き締まる思いですし、ちょっとこわいです。書いた短編小説をナレーターの方が朗読して下さり、BGMやSE等の編集も加えていただいたうえで放送されます。

 もしかしたら「お前、一作品もネットに投稿しないで、本当に小説書いてんのかよ!」と思われてたかも知れません。こういった形で、やっと作品を公開できると思うと感慨深いものがあります。

 もしよかったら、聴いてみて下さい。これだけの小説が溢れているなかで、敢えて、この小説を誰かが楽しんでいただければと願うのは、こう言ってよければ、節操のないことかも知れません。ですが、僕自身は一生懸命書きました。

1作目のタイトルは「深海のシャンプー」です。深海の匂いのするシャンプーを愛好する女性、九文英子。彼女と恋人関係になった聡史は、慎ましかな日常の内に愛を育んでいきます。しかし、彼女と深海のシャンプーの意外な正体に直面して、人生について、時間について、真剣に考えざるを得なくなる、という短編小説です。

 まだ朗読も音楽も聴いていないので、原作者としては、どんな放送になっているのかとても楽しみです。

土曜21時からの15分番組です。

もしよろしければ、お立ち寄りください。

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