【ポケカ】オーリム型タケルライコexデッキ草案【全文無料】
はじめに
先日、Hレギュ第一弾となる新規カードの一部が発表された。
古代未来の属性を持つパラドックスポケモンが多数収録となったが、今回はその中のタケルライコexに非常にパワーを感じたので簡単にデッキを考えてみた。
勿論実績など何もないし、書き手自身も大してスキルを持ったプレイヤーでもない。
カードの性能を見て素直に組んだだけなので、何かが参考になれば幸いである、程度のものとして見て頂きたい。
デッキリスト
タケルライコex 3
スナノケガワex 3
コライドンex(古代) 1
コライドンex(ディノクライ) 1
チヲハウハネ 1
かがやくゲッコウガ 1
ヒスイジュナイパーV 2
ヒスイジュナイパーVstar 1
ネストボール 4
ハイパーボール 2
ガッツのつるはし 4
大地の器 3
いれかえカート 3
ともだちてちょう 1
エネルギーつけかえ 2
プライムキャッチャー 1
ブーストエナジー古代 3
森の封印石 1
オーリム博士の気迫 4
博士の研究 1
ボスの指令 1
ペパー 2
タウンデパート 1
エイチ湖 1
基本エネルギー闘 10
基本エネルギー雷 2
基本エネルギー炎 1
各カードの採用理由
数回一人回しをしただけなのでリストの完成度はお察しだが、それぞれのカードの採用理由と活躍する場面について書く。
・タケルライコex
デッキの主役。わずか2エネで青天井が出る下わざの印象が強いが、上わざも手札事故を回避できる非常に優秀なわざ。初手からガンガン出したい。
4積みでもいいが、いいとこ2体並べばいいかなという場面が多かったので3枚採用。
・スナノケガワex
エネルギー加速役兼サブアタッカー。序盤の仕事はそこまでないが、相手のサイドが減ったら2体は立てたい。
登場当時はサイド数制限が無意味な枷に思えたが、タケルライコexを見れば納得。無制限ならやばかった。
2体並べば毎ターンタケルライコexの火力を無条件で140上げられる強力な相方。4積みでもいいが3でもまぁ回ったので3枚採用。ここは好みかも。
・コライドンex(古代)
別角度のアタッカー。3エネ280は無条件に強力。古代ポケモンなのでエネ加速がしやすく、エネ消費なしのため継戦能力を取るならこっち。気迫が尽きてきた時にいいアタッカーになってくれそうという期待。
・コライドンex(ディノクライ)
非古代ポケモン。必須かと言われるとそうではない気もするが、先攻の場合、もしくは後攻でわざが撃てない時にはディノクライでエネを集めておくのもあり。後半になるとスナノケガワexに仕事を取られる。正直かわいさで入れた。
・チヲハウハネ
非exの優秀なサブアタッカー。サイドレースで1枚を挟むために採用。古代ポケモンで2エネは非常に容易であり、そこから打点140は使いやすい。
ミライドン対面ならおまもりライコウまではワンパン出来るのが頼もしい限り。
惜しむらくは140打点というのがタケルライコexの70倍率と変わらないところ。例えばエネ要求がほぼ変わらずに150、160出せるポケモンが出てきたらそちらが採用されるかもしれない。
・かがやくゲッコウガ
かくしふだ要員。エネが多く、かつトラッシュに送りたいためかなり仕事をする。序盤に立てておいてガンガンエネを落としていきたい。
しゅりけんは撃てないが、水エネを必要とするドラゴンタイプなど出て来れば水エネ採用も視野。というかトドロクツキを見るにこのままコライドンとかをリストラして水を入れるのもありだと思う。
・ヒスイジュナイパーV
おしゃれ枠。闘1エネで好きなカード2枚を持ってこられる上わざと、相手の効果を無視する100打点の下わざ。特に上わざは後攻初手でタケルライコexと使い分けが出来るためかなり有用。わざなので相手に返しのターンで倒されるリスクもあるが、序盤であればそれもスナノケガワexの発動条件を満たすトリガーにもなるのでディスアドバンテージとはなりにくい。
ミミッキュやクエスパトラなどに対しても打点が出せるのもよい。
・ヒスイジュナイパーVstar
闘無無で160打点+手札からエネルギーをトラッシュした分だけ火力の上がるわざを持つ。エネ3枚をトラッシュすれば250打点にもなるため、エネを落とす手段が乏しい時には殴るのも有用。
Vstarパワーは手札が8枚になるように引くというもの。単純に大量ドローが即座に出来るのでデッキが止まるリスクがかなり小さくなる。回してみた感じ手札が滞るデッキでもないので、引ける量と機会はあるように感じた。
・ネストボール
必須。VIPパスなき環境では絞る理由もないため4投。
・ハイパーボール
手札をトラッシュしつつ持ってこれるのは便利だが、ほとんどのポケモンがたねポケモンであること、そもそも縦引きがかなり出来るデッキであることを含めて2枚採用。
・ガッツのつるはし
山札のトップを開示して闘エネならベンチに加速できるグッズ。単純に1ドローにもなるが相手に見せる必要があるのがトレッキングシューズと異なるところ。ベンチであれば縛りはないので、気軽に使いやすい。
トラッシュに行くよりは直接付いた方が便利なのでこちらにしたが、好みでトレッキングシューズと使い分けでもよい。
・大地の器
古代のぶっ壊れカード。エネを落としながらエネを持ってこられるのが非常に強い。かくしふだの栄養にもなるし、タケルライコexの雷エネ、コライドンexの炎エネもサーチできる。3枚でも回ったので3にしたが、4積みでもいいかも。
・いれかえカート
入れ替え札。ヒスイジュナイパーを除き全てたねポケモンなのでポケモンいれかえの上位互換として採用。古代は高耐久のポケモンが多く、大抵2パンとなるため打点をずらす動きに期待。単純にポケモンいれかえでもいい。
・ともだちてちょう
オーリム博士の気迫、ボスの指令を戻す用。
気迫が切れるとタケルライコexが鈍るが、そもそもアグロ寄りのこのデッキとしては1枚使えれば十分と考えたためピン差しとした。
・エネルギーつけかえ
古代ポケモンから非古代ポケモンへの移動用。ポピーと迷ったが、気迫と同時に使えるためこちらにした。スナノケガワexからタケルライコexで速攻を仕掛けるといった動きにも使える。
・プライムキャッチャー
新規ACE SPEC。1枚クロススイッチャーが弱い訳がないので採用。もはや説明不要。
・ブーストエナジー古代
HP60増加がマジで偉い。タケルライコexがたねでHP300になり、スナノケガワexが280になる。チヲハウハネにつけて非exたね200というインチキ耐久にもできる。高級から揚げ。
・森の封印石
ヒスイジュナイパーに持たせる用として採用。基本的にVstarパワーで事足りるとは思うが、ボスなどの確定サーチの択を残しておきたかったため。入れ替えるならタウンデパートごと入れ替えを検討したい。
・オーリム博士の気迫
古代カテゴリをインチキに押し上げたパワーカード。これがあるからこのデッキが出来た。トドロクツキと違いエネを消費して戦うデッキなので、トラッシュにエネ2枚と古代ポケモン2体をなるべく用意して最大効果で使いたい。
・博士の研究
ドローソース。トラッシュと相性がいいため採用したが、正直これに頼らなくても山札を掘れる構築のような気がする。保険としての意味合いが強い1枚採用。
・ボスの指令
ポケカ最強カード。タケルライコexは高火力高耐久で相手のポケモンを避ける必要性が比較的薄いのでこちらも1枚採用。
ボスで避けるなら気迫で火力を盛って倒せるという脳筋仕様。
・ペパー
どうぐとグッズ確定サーチ。ブーストエナジー古代は何枚あっても困らないし、プライムキャッチャーも持ってこられるため2枚採用。プライムキャッチャー以外にもボール、大地の器、エネルギーつけかえ、ともだちてちょうとあらゆる用途で有用。
・タウンデパート
道具サーチ。森封で気迫などを持ってきてもいいし、とりあえずブーストエナジー古代で戦力増強でもいい。
森封→ペパー→ブーストエナジー古代&プライムキャッチャーというルートも一応存在することは覚えておきたい。
・エイチ湖
マイナーカード入れたい病の犠牲者。一応ブーストエナジー古代、いれかえカートとのシナジーはある。闘エネが付かないポケモンがいないため、タケルライコexレベルであれば2パンを耐えるのも不可能ではない。
・基本エネルギー
闘10枚、雷2枚、炎1枚。
闘はガッツのつるはしに引っかかるように少し多め。
雷はタケルライコex専用だが、トラッシュの時になるべく闘エネを選んで2体目以降は気迫を経由して付ければ十分回る。
炎はコライドンexとセットでお好み。
基本的な戦い方
基本的に一番楽な戦い方としてはタケルライコexを常に押し付け続けるというもの。
正直カードパワーが高過ぎてあながち不可能でもなさそうなのが恐ろしい。
初手のバトル場はタケルライコex≧ヒスイジュナイパー>その他。
進化する必要がないデッキなので、サポ権のある後手を取って後1できょくらいごうを決めていきたい。
序盤はブーストエナジー古代を探しながらかがゲコ、ヒスイジュナイパーなどを並べて展開を整える。手札事故の場合ははじけるほうこうで一気に入れ替えもあり。
こちらが1体取られてからはスナノケガワexを展開して高火力を押し付けていきたい。
Vstarパワーがあるので手詰まりになる事はかなり少ない印象。スナノケガワexが2体立てば、気迫だけでタケルライコexのエネ消費なく毎ターン280を飛ばせるので非常に強力。
悪リザですらそこに手張りを加えるか、タケルライコex自身のエネを1枚追加で消費するだけでワンパン出来るので、これまでの青天井系に勝るとも劣らない使いやすさである。
改造案・入れたいカード
・イキリンコex
トラッシュと相性が良く、気迫の準備をするのに非常に相性がいい。昨今はごっつあんでの負け筋になる事も多いが、チヲハウハネの扱いにだけ気を付ければ2-2-3というサイドレースになるため実質的なデメリットはあまり大きくない。逆に、事故の際はタケルライコexのわざでも同じことが出来る上にただでさえベンチがきついので今回は保留とした。
・ハバタクカミ
今回新規で登場した古代ポケモン。バトル場にいる限り相手のバトル場のポケモンの特性を止める特性と、無3エネで90ダメ+ダメカン2個のわざをもつ。キュワワー、パオジアン、三犬などに強く出られる上に90打点も優秀。
今回はエネ要求の差でチヲハウハネを採用したが、回るならこちらの方が強いかも。
・テツノカイナex
説明不要のごっつあんごっつあん。雷エネはタケルライコexと共用できるのでアームプレスも撃てる。しかしエネ加速手段がつるはしとエネルギーつけかえしかないので安定性の面から見送り。入れても強いと思う。
・ナンジャモ
手札干渉。博士の研究と入れ替えるのがオススメ。相手に不自由を強いるデッキというよりは自分の強みを押し付けて勝つデッキなので思い切って不採用としたが、相手のサーチした札を流すためなどの目的でピン差ししても強いと思う。
・シンオウ神殿
基本エネしか使わず、スタジアムの依存度も低いデッキのため、一方的に相手に効果を押し付けられる。
汎用的なジェットエネルギー、ダブルターボエネルギーなどに加えてネオアッパーエネルギーなども採用されるのであれば思わぬところで刺さるかもしれない。
・水エネ
しゅりけん用。同アーキタイプで青天井を持っているパオジアンやサーフゴーは耐久が出来ないのであまり相性が良くないが、どちらもしゅりけんが非常に刺さるのでそこへのメタとして有用。
水エネの縛りが重いので採用するのであればエネルギーつけかえを増やすかポピーなども併せて入れたいところ。
おわりに
これくらいだろうか。
Xを見る限りほかにも様々なデッキタイプが考案されているようで今から新環境が楽しみである。
今回イチから自分で考えた割にはかなり手ごたえを感じるデッキとなったので最新環境はちょっとこれで戦ってみたい気もする。
どこかで会ったらお手柔らかにお願いします。
以上、リコでした。