続・編集会議!!【A面】
はーいどうもこんばんはー。硫化鉄ですっ!
硫化鉄ファンの有機物諸君、風邪などひいておらぬかな?
わしはもうすっかり睡眠不足で倒れそう。やっぱりね、期末テストの期間はね、ほんと厳しいです。
みんなもテスト期間のスパロボは控えめにしよう。約束だぞ!
さてさて今回は、去る11月17日(水)に行った、
ゆきさんと編集会議の後編です!
前回、「ターゲット層の確認」「販売戦略」「事前宣伝戦略」という議題で話した部分を書きました。
残るは、作品のブラッシュアップ。
赤入りの原稿を見ながら詳細に直していくのは先の話になるわけですが、じゃあ今回は何を話していくのか。
作品の並び順? ノンノン。
これは作品の最終的なブラッシュアップをしながら決定していこうという事で、今回は僕の中にある、今のところの並び順イメージをお伝えしただけにとどまりました。
じゃあここで話したことは何だったのか。それは……。
各作品について語り合う大会!
作品ごとに編集方針を固めていく作業という位置づけです。
ゆきさんが感想を語ってくれながら、編集に活かすために作品をもっと深く理解するために話し合うという、作者としては幸せ満載のひととき。
事前にゆきさんから「原稿を何度も何度も読み込んでいます」と伺っていたので、すごく楽しみにしていたんですよ。
でも。
単に感想が聞けてうれしかった~、では済まないのがゆきさんの編集会議。
前回にもお話した、作品意図を見抜くゆきさんの分析力。その分析に裏打ちされた感想を話しながら、話を誘導して、僕から「作品の原点」とも言うべきものを引っ張り出すという手腕。いやもうすごい。
もちろんこれはゆきさんが赤入れをする上で有益な情報になるんだと思いますが、この時間は僕にとっても、作品をもう一度見つめなおす、発見の多いひとときになりました。
この詳細はね、思いっきり短編集の内容そのものになってくるので、ここではざっくりと、雰囲気が伝わるレベルに薄めて報告しようと思います。
多分、すでに僕の作品をweb版で読んで下さっている硫化鉄ファンの有機物諸君には、どの作品の話をしているのかわかっちゃいそうな気はします。
もしわかった方がいましたら、もうめっちゃ鼻を高くしておいてください(笑)
1作品目
これは完成度が高く、工夫も凝らされていて、修正の必要が少ない作品。
この短編集の「さっくり読めて感動できる」にとてもフィットしている。
男女問わず間口広く受け入れられる作品。
硫化鉄が昔から「生きる目標」にしている事を小説にした作品。作品のボリュームまで含めてテーマにつなげるべく苦労した。
2作品目
軽快な文章で書かれていて自由な感じの作品。テーマ性が3作品目と似ている部分があって、このあたりは普段良く考えているところなのかな?
ある単語をテーマに短編を書くという企画に参加して、30分くらいで書いた短編。web公開しているもの(提出原稿と同じ)は、一回も読み直し書き直しをせずに敢えてそのまま出している。
一か所、少し説明不足かなぁと思っている部分がある。
※この説明不足の部分を話をしたところ、ゆきさんも気になった部分として印をつけていたそうです。やっぱり見抜かれてた!(汗)
3作品目
これも軽快な文章で読みやすい。2作品目とテーマ性が似ている部分があって、興味深い。
ここから、この2作品のテーマに共通する部分について、僕の中に存在する原点を深堀りして語る時間になりました。子供の頃の原体験やら読書遍歴。その頃に僕の中の作家性は形作られていたのだと自覚できました。
4作品目
ゆきさん的には、これが一番お好きだとのことでした。テーマも考えさせられるもので、読みごたえもあった。気になっていたのは、4つの部分に分けられている意味合いが今一つつかめない、というところ。
僕としてもこの作品はかなり全力をぶつけたものなので「好き」とおっしゃっていてだけたのは本当に「よっしゃあ!」って感じでした。ただ、男性向けの作品かなと思っていたので、意外な感じもありました。
また、四つに分けた理由は、webに公開する際に、長すぎると読みづらいので無理矢理分けただけという経緯でしたので、本来は分けない作品であるという話もしました。
ってゆうか、無理矢理分けたって所までちゃんと「作品としての違和感」と認識されている事に脱帽。さすがと言う他はありませんね。
で、この作品、特に「カッコいい」というのも意識して書いているんですが、そこにもがっつりと食いついていただきまして。
そこから「カッコいい」についての談義が、脱線交えてかなり盛り上がりました。
やっぱり僕は石ノ森作品や永井豪作品の影響もがっつり受けておりますし、作品の中にも見え隠れしますわな。
いやー楽しかったし有意義でした。
という感じで、かなりざっくり、上澄みだけでしたが、伝わったかなぁ?
ここでの話も踏まえた上で、きっちり赤入れをして頂くわけです。どんな作品にブラッシュアップされていくのか、もう作者の僕自身が楽しみでしょうがない。
さなぎが蝶に羽化するように、華麗なる変身を見せたいところです。
※さなぎが蝶に羽化するのは「変身」ではなく「変態」です。イメージ戦略的に言葉を選ばせて頂きました。
さて、この4作品が、どの作品なのかわかりましたかな?
作品名も含めてもっと詳細な会議内容は、【B面】の方で報告させて頂きます!
脱線した「カッコいい」談義についても詳細に!(笑)
ついに【B面】をお買い上げ(初期費用100円で永遠に全部読めます)いただいた方もあらわれ始めましたので、なお一層気合いを入れて、書いていきますよ!
と、いうことで、今回はこの辺で!
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