入稿入魂！【Ａ面】

　先日、ついに！　編集担当者様へ、短編集収録作品の原稿を送付いたしました！
　あとは校正が入って来るのをわくわくしながら待つ感じですね。わくわく。
　自分の作品が第三者の、しかもプロの目を通して改善点が明らかになる、そしてブラッシュアップできるというのは、本当に楽しみです。

　ということで「はじめてのしゅっぱん」の進捗も図のような段階に達したわけですな！

　ほら、もう全行程の半分ちょっと来ましたよ。ねー。感慨深い。

　まぁそんなわけないんですが。

　この表のね、「なんやかんや」の部分。初めての事なんで、この部分の事がまだ全く想像もつかないわけです。むしろこの部分がメインなんじゃないかと、この部分がグラフの八割くらい占めるんじゃないかと想像してます。
　戦々恐々としてますけどね、楽しみって感覚の方が強いです。
　この、未知の領域を切り拓いていきながら、随時ここでその発見を綴っていきたいと思います。

　で、今日の内容なんですが。（前置き長すぎる）

　ちょうど先日入稿をしたタイミングですのでね、その入稿準備に関わるアレコレです。

　今回、本を出版するにあたって、原稿の編集作業をするために様々な準備を順次行っているわけですが、その中で最初に起きた問題が、

　硫化鉄のPCには「Word」が入っていない。

これでした。

　イヤだって今まで普通にメモ帳で打ってたし（この原稿もメモ帳で書いてます）、小説サイトも横書きメインだからそのままで問題なかったわけです。

　しかしね、やっぱ本にするとなると縦書きになるわけですし！　それなりのエディターが必要になるわけですよ。もちろん、最終的な入稿も、Wordで編集したデータで行うわけです。
　だから、Wordがね、絶対必要なんですが。

　硫化鉄のPCには「Word」が入っていない。

　このWordってソフト、PCに当たり前に入っていると考えている方も多いかも知れませんが、これ、有料ソフトなんですよ。
　最初からPCに入っているWordはね、そのPCの代金に入ってるんです。PCを買う時に入れなければその分安くなりますよ。（さすがに皆さんご存知かな）
　硫化鉄はね、Microsoft Officeを全く入れずにPCを買ってたんです。
　なので、なんと私、小説の本を出版するというのに、縦書きで文章を編集することが出来ないんです。

　さぁどうしよう。

　いやもちろんね、Wordを買えばいいわけです。ってか、Microsoft Officeを買っちゃえって話なんですが。

　まぁちょっとね、今回の出版で初めての事が色々ありましてね、今すぐMicrosoft Officeを導入する踏ん切りがつかなかったんですよ。
　もちろん、ゆくゆくは縦書きをきれいに編集できる有料のエディターは導入します。ただそれがWordでいいのか、という所に疑問を感じているというわけ。
　もっと使いやすく、結果がもっときれいに読みやすくできるエディターがあるかも知れないし、その辺精査して検討したい。

　だけど、今はそんな悠長なことを言っている場合じゃありません。編集担当さんに原稿を送らないと全てが始まらないからね。
　ってことで、硫化鉄、だいぶ困りました。考えました。

　必要な機能は、
・縦書きの編集ができる。
・ルビが振れる。
・PDFなど、必要な出力形式が整っている。

　これらを満たしつつ、編集担当さんに読みやすい、赤を入れやすいデータを作れるツールを何とか調達しなければなりません。
　後々ちゃんとしたエディターを購入する事を考えると、なんとか今は無料で抑えたい。

　て言う事で、無料ツールで、L〇bre Officeって言うのを入れてみました。
　これね、Microsoft Officeの……なんていうのかな。廉価版？　っていっても無料だし、量産型？　っていってもDLするわけだから生産数自体の概念がなさそうだし。
　まぁ、要は〇位互換、って感じです。
※〇に上下どちらが入るかはご想像にお任せします。変な字を入れないでね。

　これがね、機能はある程度しっかり揃っているんですが、なんか使いづらいのよね。
　メニューの感じがマイクロソフト系に似て非なる感じになっているので、絶妙に欲しい機能を探せないという。
　なので、常にサブモニタにブラウザをおいて、ぐーぐるに教えてもらいながら使うみたいな感じ。
　これに慣れちゃったら、本命のエディターを導入した時にまた色々覚えなおすのが大変そうなんだよなー……。

　まぁそれでも、編集はなんとかできるし、PDF保存もできるので……と思っていたら。

　ルビ振るとズレる。

こんな感じ。

　これ、有料のエディターでもちゃんとできるか気にしないとなー。
　まぁでも、一旦これでデータ作成して、無事に入稿致しました。

　と、オチのない話を書き連ねてきましたが、今回はこの辺で。

　皆さんの手元に届く小説が、より洗練されたものになるよう全力でブラッシュアップしていきますので、お楽しみに！

　……今回の【Ｂ面】は、愚痴大会になりそうだなー（苦笑）
　それだけにはせんけども。