ジャニオタに告ぐ。
故・ジャニー喜多川の性加害事件を受けてのジャニーズ事務所の会見をみていて思ったことが非常にうまくまとまっていたので共有する。
ここでの大きな悪はジャニー喜多川で数十年に渡り隠ぺいに加担したジャニーズ事務所および沈黙を貫いた大手メディアである。そして、小さな不快というのは10/2の二度目の会見時に1社1問というルールに異議を唱え追加質問を勝手に行い静粛にするよう注意された記者のことや被害者の会に向けられている。
大きな悪に目を向けたくないからか小さな不快を叩くことに必死になっている人達がいる。一括りで論ずることはよくないのかもしれないが、いわゆるジャニオタという存在である。
「目先のことにとらわれて狩るべき相手を見誤らないで頂きたい」なんて言っていた人気アニメのFBI捜査官もいたが、今回の性被害を受けた方々がしっかりと救済されることと、マスメディアや芸能界のガバナンス強化こそ今回の狩るべき相手である。それにはまずジャニーズ事務所の膿を出しきることことが早急だ。
今の今まで沈黙を貫いていた大手メディアにジャニーズを批判する資格はないという人々がいるが、それはその通り。大手メディア各社も第三者委員会を設置するなりして膿をしっかりと出さなければならない。
だから大手メディアは批判する権利がないので手打ちにして反省した態度をみせているジャニーズ問題はアンタッチャブルというのがジャニオタの論理。メディアの総括とジャニーズ事務所の膿を出し切るのは同時に進行しなければならない。
みんなで仲良く手打ちにして世間が忘れるのを待ちましょうと画策するならば、あなたがたが推すタレントはまた泣くことになるかもしれない。抜本的な改善を望めないジャニオタはいつまで沈みゆくジャニーズ帝国に残っているのだろうか。一緒に沈んでしまうならばそれでもよいのだが...