枕草子を参考にした四季の楽しみ

私は人より四季を楽しむことを大切にしてる方だと思うので、
枕草子風に書いてみることにしました。


春は湿った土の匂いが好きです。
春は少し湿度が高いから、四季の中でも土が生き生きとしてる気がする。
雨が降った時、青々とした植物たちが雫をぴんと跳ね返すのが好き。
少し肌寒い夜に花を見るのも好き。

夏はクーラーのついてる部屋が好きです。
自分の部屋に入ったらまず、温度湿度計を見る。
クーラーの電源をつけて暫く待ち、温度と湿度がどれくらい落ち着くのか見るのが好き。
夏が終わる時の郷愁も大好き。
なんで夏が終わる時ってあんなに寂しいんだろう。

秋は日が落ちるのを見るのが好きです。
窓から外を眺め、時計を見る。
秋の始まりはあんなにゆるやかに日が落ちてたのに、段々あっという間になっていく。
木々が色めく頃には、すっかり夜長になっている。
年が暮れていく頃に焦りを感じる。

冬は寒さを楽しむのが好きです。
最初はコート、冷えたら手袋、もっと冷えてきたならマフラー、カイロ……
冷え込む日のお風呂は湯気が沢山出るから好き。
身体の芯まで温めていると、心まで結露して溶けていくのではないかと思う。
夜に入れた湯たんぽが、朝まだ暖かいと二度寝を試みる。


そんな感じで1年を過ごしております。
色々な人の四季の楽しみ方、知りたいな。そういう機会があるかしら。

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