【手仕事】図解「湯文字の作り方」
湯文字ってなに?
と思った人ー?
……はここはいらっしゃらないかな(笑
はい、湯文字とは和装用の下着、ショーツです。昔の方はショーツではなく、湯文字を下にはかれておりました。
たまーにおばあちゃん着付け先生だと「着物の下には下着はつけないものよ!」と、ショーツもブラも外さなくちゃいけなかったという話を聞きますが、そんな感じです(?
ちなみに、ここでいう「下着」とは「西洋の下着」であって、昔の方もショーツの代わりに湯文字、ブラの代わりに晒を巻いていたのです(晒は今でいう補整下着のようなものだと思ってもらえれば。
湯文字の使い方は?
湯文字は和装用ショーツですので、肌に上に直接着用することは基本です。身体に強めに、巻き付けて使用します。
実際の着用も必要かなぁ??
ご希望の方がいらっしゃれば、「効果的な湯文字の着用の仕方」を動画にいたしますね。リクエストください。おひとりでもいれば、作成いたします。
が。
現在の方にとって、ショーツなしで湯文字を使用するのは若干……というか、かなり、抵抗感があるのではないでしょうか?
わたしもその一人でした。すうすうしそうで、なんとも心元ないような気がしません? お風呂上り、バスタオル一枚で身体に巻いた状態でもなんとなく不安なのに(笑)。
が。
一度お試ししてみたところ。
「気持ちいい!!!!!!」
そして、夏は「涼しい!!!!」
だって、すうすうするんですもの(笑
湯文字愛好家の着物仲間さんから聞いてはいました。
「一度、湯文字をつけるとやめられないよ」
わかるぅ!
今のショーツを日本人女性がつけ始めたのは90年ほど前だといわれています。
それまではずっとすうすうだったんですよね。
「湯文字」のつけ心地やいいところ、気を付けたいことなどはまた別記事にさせていただきますが、まずは物は試して挑戦してみてくださいね。
湯文字の作り方
【材料】 さらし (腰回りのサイズ)×3+50cm
さらしを使うので端の処理も不要!
ちょっとミシンに慣れた方ならあっという間に作れると思います。
市販品もありますが、「下着はサイズが大切」なことは洋装でも和装でも同じ。
ぜひ、ご自身サイズの湯文字を作ってみてくださいね。