【令和6年度】なにも狙えない日【狩猟日記】
12月10日 8:30~ ちょっと寒い 風ない
前回より少し日数が空いたが猟に行こう。
エアライフルの空気残量を確認する。170を切ったところだ。180は欲しいので空気を入れておく。エアタンク導入してから楽でよい。
上着を羽織って、胸に止めた狩猟バッチを締めなおす。ねじで止めるタイプのバッチは緩みやすい。落ちないように縫い付けてしまえば安心なのだけれど、ちょこちょこ締めなおすこと自体が癖のようになってしまっていてそのままになっている。狩猟用の上着は狩猟専用にしており固定だ。左手のポケットに狩猟登録証と銃所持許可証が入っていることを確認。右手のポケットにレンジファインダー、チャックで閉まるポケットにはサイクロンのマガジン二つ。弾がすべて装てんされていることを確認してしまいこむ。双眼鏡を首にかけて今日も猟にでかける。
一つ目の池へ
ここは自宅から近く、カモがよくつき、人通りが少なく、車から池の中がのぞけ、池に行くまで隠れる場所があり、依託する木があり、広くないのでどこからでも50メートル以内で狙撃ができる。正直ここだけに細かく通っていれば、猟果自体は稼げるのではないだろうか?去年はここでしか撃っていなかった気がする。
ほら、枝の中にコガモの雄が休んでいるのが見える。チャンスだ。銃を準備して池のほとりへ。コガモの位置をもう一度確認しようと双眼鏡を持ったと同時に池の中から2羽のコガモが飛び出した。じっと動かずに再び降りてこないか待ってみたが行ってしまったようだ。初めにみた枝の中を再度確認してみる。いない。銃を準備して池に忍び寄るまでに池の中に移動していたらしい。もう一羽いたので、意識しない位置からこちらの挙動が見えていた可能性がある。枝の中で休めの姿勢だったので、油断しているだろうと思ってしまったのがこちらの敗因か。もう少し慎重に近づくことができたと思う。
移動する。カラスの集団が畑にたくさんおりている。ハシボソとハシブトの混合のようだ。集団でいるカラスを狙うのは苦手だ。集団でいる奴らはとにかく大騒ぎするので狙うまで行けないことが多い。1~2羽で畑に降りているカラスのほうが狙える。
スルーしつつ2つ目の池。
少し前にここでオシドリを見たとの情報があった。確かに木が茂っていてオシドリがいそうな感じではある。オシドリは狩猟鳥ではないが、カワセミと同じできれいな羽は見つけるだけで満足感がある。しかし、今日は見当たらない。他のカモも見当たらない。
3つ目の池。
大きな池。カルガモが4羽いる。撃てる池ではあるのだけど、人目につきやすい池で銃を出すのが嫌で観察のみ。安定のカイツブリもいる。
4つ目の池。
広い池。1羽動く影が見えた。双眼鏡を覗いてみる。ちょうど水面に潜りすぐに出てきた。光の加減で全身銀光している。こんなにキラキラして見えるのか?と思うぐらいギンギラしていた。そんなことなので色の判別できず。レンジファインダーで図ると距離は150メートル。エアライフルでの長距離狙撃がどこまでできるのか。挑戦した年もあったが、最近は100メートル超えるような狙撃はしていない。キラキラカモがいる位置には、カモが休むのによさそうな枝が出ている。他の人がどのくらいの距離で狙っているのか調べてみようか。そうすればここで狙うこともできるだろう。回収するまでの道があればなおいいのだが。
次の池へ行く途中、キジバトがよくいる木を回ってみる。今日も安定のキジバトがいた。田んぼに降りてくれていれば撃てるのだけど、今日も皆さん木の上で休んでいる。
河原の道をキジを探しつつ回るが出会えない。
5つ目の池
ここは斜面を少し上らないと覗けない。サイクロンを背負って上る。本当は散弾で撃った方がいいんだろうなと思う奥に細長く伸びている池だ。散弾銃は去年いっしょに持ち歩いていたけれど、どうしても銃2丁は重く機動力がおちてしまう。条件を整えたうえで2丁持ちを行いたと思ったというのが去年やってみての感想だ。
池には何もいなかった。
6つ目の池
日当たりの悪い池。魚の作る波紋のみ。一度もカモを見たことが無い。場所ではあるけれど空薬きょうを拾ったことがあるので、獲物はいるのだと思う。ただ見たことが無い。
7つ目の池
広くて日当たりもよい。アオサギが1羽いる。平和だ。
8つ目の池
池につく手前で軽トラが止まっているの見つける。引き返す。ここにほかの車がいるのは初めて見た。この先Uターンできる場所はないのは知っているのでバックで退散。
9つ目の池
今日はここが最後だろう。池の中には何もいない。
今日は獲物を狙えてないし、もう少し回りたい気分だった。ここから少し車で走った場所へも通っていた時期もあったこと思い出し、そこが非鉛弾しか使えない場所であることも思い出す。鉛弾をもらってしまったことで、非鉛弾への切り替えが先延ばしになっていた。マガジンと弾の相性が悪いことも判明したので弾の切り替え自体を再検討するべきか・・・。
今年は猟のスタイルや装備を見直す年になりそうだな。
本日の発砲0