【令和6年度】ハトの出回る曇りの日【狩猟日記】

12/13 寒い 曇り 風ない 8:30〜

前日に獲物が獲れているために本当に憑物が落ちたように落ち着いて回る猟場。獲物がとれないという焦りがリセットされ落ち着いている。それでも回ることにする。

池に近づくとカモが池にいる姿を思い浮かべる。近々のカモ達はどこにいただろうか。

池につくと頭の中のカモ達をなぞるように池の中をさっと流し見る。目立つところにいないのを確認。双眼鏡を取り出しよく確認しようとするとキジバトが一斉に飛び出してきた。珍しく池の周りに集団でいたようだ。こちらが先に見つけたとしても草が高くキジバトは隠れ、反対に自分は隠れる場所がなく狙えるところまで行けないことが分かっているので、飛ばれてしまっても悔しくはないのだが。今日はキジバトが出回っている日なのだろうか?曇りだから?

キジバトスポットというのはあるのだが、それとは別に畑にキジバトが降りている日というのはどこに行っても同じようにキジバトが降りていることが多い気がする。キジバトの日になるかもしれない。

ということでキジバトがいる木へ行ってみる。木の上にいるのはいつも通りだ。問題は畑に降りているかどうかだ。身を隠す場所はないのでできるだけそっと急な動きにならないように見に行く。1羽飛んだ。畑に降りていたようだ。だが、その1羽につられるように次々と飛んでいくキジバトたち。さようなら。

池を回るが今日はカモに出会えない。撃てないところにはいるのだけど。

帰り道、畑にキジバト発見。ここは撃てると狙撃位置を決める。キジバト一斉に森の中に飛んで行った。それでも急には動かない。ゆっくり畑の中を確認していく。いたいた、逃げ遅れたキジバトが1羽だけ残っている。びっくりすると飛ぶか固まるかのどちらかなのだ。畑に降りているキジバトはものすごく見つけづらい。それが動かなくなればさらに見つけにくい。逃げ出してしまえるのなら逃げちゃっていいが、タイミングが悪ければタカに襲われるといったこともある。そういう場合、じっとしていた方が得策なこともあるのだろう。キジバトがそこまで考えているかというと、そんなに考えてはいなさそうだけど。

50メートルで行けるだろうか?スコープ内のキジバトが近くに見える。もう少し遠くかもしれない。一発、ハトの頭上を越えていった。キジバトは今度こそ飛んでいく。頭上を越してしまうことが多い。目測は苦手である。

今日もボウズ。発砲1

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