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夫の仕事の都合で別居しています。が...

今回は、ご主人の仕事の都合で別居中、という29歳の若奥様、みつきさんからのご相談。
教育・福祉系の会社員で現在育休中のみつきさんは、1歳の幼子を抱えて孤軍奮闘中。
物理的な距離が離れる事により、夫婦の関係性が徐々に薄れていくことを何よりも恐れています。
「もともと私が一方的に惚れていて...」と、情熱的な一方で、「別の女がいても仕方ないと思うようにしています」などと投げやりな一面も……
今回は一問一答形式でお答えいたしましょう。

フェル先生、はじめまして。

どうもはじめまして。よろしくお願いします。

別居の夫と関係を維持するために悩む一児の母です。子どもは1歳です。
私の妊娠中に、夫は自宅から小一時間の他県で事業承継し、経営者となりました。

家業を継がれたのでしょうか。それとも事業買収をされたのでしょうか。いずれにしてもご主人は人生に於ける勝負の時。仕事に集中しなければいけませんね。

夫は職場近くに家を借りて暮らしています。子育て環境として良い現在の住まいを維持するため、夫が自由に暮らしたいという希望を叶えるために、別居を選びました。月に1回帰って来ます。

別居の理由は2つ有る訳ですね。良好な子育て環境を維持するためと、ご主人が自由に暮らしたいため。1つ目は理解できるのですが、2つ目の理由がよく分かりません。「自由に暮らす」とはどういう意味でしょう。仕事に集中するために自分だけの時間を増やしたい、という事なのか。はたまた子育てをみつきさんに丸投げして、好き放題に遊びたいという事なのか。いずれにしても自宅から1時間以内の場所に住んでいながら月イチ帰宅というのは少な過ぎですね。

育休中で会社員の私と、会社の経営に邁進する夫。感覚の違いからか、夫は自分のことを何も話さなくなりました。

それはいけませんね。自分のことを何も話さない。これは心理的離別の第一歩です。ご主人が自ら話さないのなら、奥様から積極的に話しかけて会話を続け、その中から彼が自分自身のことをポツポツと語る機会を設ける必要がありましょう。

もともと私が一方的に惚れていて温度差はありましたが、距離が離れていく感覚が恐ろしいです。

「距離が離れていく感覚」。これは放置してはいけません。この感覚を放置すると、ある瞬間から止めどもない勢いで物理的距離、心理的距離が広がってしまいます。そしてそれに気付いた時は、既に取り返しが付かないステージになっているケースが殆です。

別の女がいても仕方ないと思うようにしていますが、いたら嫌だなと吹っ切れません。

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