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排卵痛って知ってる?

「排卵痛」って聞いたことありますか?
生理痛はよく聞くし、言葉にすることも・体感することも多いと思います。
生理日から遠いのに、下腹部や腰の下のほうが痛むことがあったら排卵日の前後にある「排卵痛」かもしれません。

排卵痛とは

排卵が起きる際には、卵巣の壁を破って卵子が卵管に出てきます。このときに感じる痛みのことを言います。
生理痛の痛みのメカニズムとは異なりますので、生理痛とはまた違ったものですね。
※生理痛のメカニズムは「生理痛【原因】」の記事にてご説明いたしましたのでよろしければご覧ください。
ちなみに、ご存じの通り卵巣は左右両方に位置しております。
そうなるとどちらの卵巣から排卵されているのかな?と気になってきますよね。
排卵は左右の卵巣ランダムに排卵は行われており、規則性はないそうです。毎月左右交互に行われることが多いようですが、片方から続くこともあります。
そのため、排卵痛も月によって右側で痛みを感じることもあれば左で感じることもあります。

排卵痛の痛みとは

それでは具体的に排卵痛はどのような痛みがありますでしょうか。
排卵痛の痛みは、排卵時に起こる痛みなので、下腹部や腰部下方に感じることが一般的です。
下腹部がちくちく・ずきずきした痛み、張ったりひきつっているような不快感・違和感があります。
腰は重く痛むような感覚を感じることもあります。
またごく少量の出血がみられる場合もあります。(排卵に伴う出血は不正出血ではないので、ご安心ください)
上記で左右の排卵のことをお話しましたように、月によって左右に偏って痛みを感じることもあるようです。
基本的に排卵日前後で下腹部や腰部の痛みを感じたら、この排卵痛かも、と思い浮かべてみてもよいかと思います。

排卵痛はどのくらいの期間続くの?

排卵痛は排卵日の前後1~2日間で起こります。重くても2~3日で消失します。
1週間などの長期間で痛みが長引くことはありません。

排卵痛はいつ起きるの?

排卵痛は排卵が起こるときに生じますので、
月経と月経の中間ごろに起きます。
※排卵痛が起きた後24時間~36時間以内に排卵が起こるといわれています。排卵日のタイミングを視覚的にチェックできるおりものシートや検査薬も市販されていますね。

いかがでしょうか?排卵痛自体は身体の悪い状態を知らせる痛みではありません。
ですが、痛みの重さや症状は人によってさまざまです。
辛い痛みと戦っている人もいらっしゃいます。
次回は排卵痛の予防と対策について、お伝えしてまいります。

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