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第2回フェムテック産業振興研究会「地域社会における働く女性の健康課題と対策」に登壇いたしました

日 時 令和6年10月25日(金) 13:30~15:30  

場 所 オンライン(Microsoft Teams予定)

主 催 一般財団法人北陸産業活性化センター



自分自身、他人事と思っていた部分があったことにも気が付いて
ちょうど、日本フェムテック協会の立ち上げにも関わったことから、まずは、自分自身の地域から変えていきたいと思い福井県のふるさと納税クラウドファンディングを活用して、フェムテックサミットの資金を集めるためのクラファンを行いました。正直、協会自体もまだ立上げ間もなく、初めてのサミットでもあり、思ったほどの資金調達はできませんでしたがこのクラファンをきっかけに、いろいろなメディアの取材も受けましたし多くの人がこの課題についてどの程度の理解を持っているのか?ということについてもとても勉強になったというかリアルに理解することが出来たと思います。例えば、「フェム」とつくだけで 「フェミニズム運動」と勘違いして、おぐちさんどうしちゃったの??とか政治的な活動に走っているのか?みたいに思われた方もいたようです。


福井県の取組
このふるさと納税型クラファンですが
地域の課題を地域内の関係者だけではなくて、地域内外の力を借りて
共に解決していく これもひとつの コレクティブインパクト と言われる形です。
これからは地域の課題をみんなゴトとして解決していく時代なのです。 
課題先進県ともいえる福井県が変わる社会的インパクトは大きい。
今後、この北陸地域全体でもぜひ、女性の課題解決に向けて地域でプロジェクトを立ち上げていただき
私達や、様々なメンバーとつながって女性の健康課題を解決する取り組みを進めてほしいとおもいます。

さきほどもお話ししたようにクラファンをきっかけに様々なメディアの取材を受けることに繋がりました。
毎日新聞さんには全国版の夕刊に大きく取り上げていただきました。また、NHK金沢放送局さんには、ホックロックという番組で平田不動産さんの取組を中心に取材いただきました。
平田社長は、このクラファンの支援をきっかけにフェムテックについて理解を深めていいただきの後の行動がほんとに素晴らしいと思っています。
詳細は後ほどご本人から聞いていただければと思います。

また、こちらもこのクラファンがきっかけてご縁をいただきました。
中国経済産業局の方からお声掛けいただき基調講演をさせていただきました。

このシンポジウムに向けて担当の女性2名のほんとに熱い思いを講演後の食事会で改めて聞かせていただくことが出来、今でも思い出すと涙が出ます。

それぞれご自身の体調面での辛い経験を、社会を変えることにつなげたいという
お気持ちがこのシンポジウムの成功につながったと思っています

その後、まさに自分自身の地元である福井県高浜町において
町長や総合政策課のサポートもあり、町民向けのセミナーを協会の理事のメンバーにも現地に来てもらい開催することが出来ました。

内容は結構盛りだくさんで、協会代表理事で医師の関口由紀先生の実際の健康問題に関するお話し女性医療ジャーナリストの増田美加さんによるフェムテック検定3級の解説講座、そして、福井県女性活躍課の田中課長による福井県の取組の紹介、さらに、フェムテック協会代表理事の山田奈央子さんや町内の女性医師や平田社長とのパネルディスカッションなどです。さらに、町内のフェムテック検定2級合格者の合格証授与なども行いました。

さらに、この高浜町のセミナーの前日には、協会のメンバーで町長の表敬訪問を行い、その場でフェムテック検定3級に副町長と共にトライしていただきました。その場ではなかなか合格できなかった町長ですが、翌日のセミナーまでにしっかり合格していただけさすがだなと感激しました。

また、高浜町にはハーバルビレッジという場所があり、ここは青葉山麓研究という高浜町の薬草栽培を高浜町から受託している事業者さんが運営しているのですがこちらにも訪問し、高浜町で採れる薬草について所長の松宮さんからお話を聞いたり現物を見たりしました。松宮さんもフェムテック2級に合格していただいています。

その後、SDGsふくい女子立上げのメンバーとして、ふくいSDGs絵本の作成などを一緒に取り組んだりして、以前より交流のある中村あやな福井県議と共に福井県庁に提言を提出。この時は、女性活躍課様、産業労働部様、健康福祉部健康医療局健康政策課と意見交換をさせていただきました。

2024年1月に高浜町長が繋いでいただいたご縁もあり福井県鷲頭副知事に提言を提出に行きました。
この時も女性活躍課の田中課長にも同席いただき
活発な意見交換が出来ました。副知事も福井県内の女性の健康問題、それに紐づく様々な課題について認識をされておりとても良いお話が出来たと認識しています。

そのご縁が2024年10月の日経ウェルビーイングシンポジウムでの鷲頭副知事と当協会の代表山田奈央子の登壇に繋がりました。
パネルでは、協会が一緒に現在取り組んでいる「働く女性のウェルビーイング指標の策定プロジェクト」に取り組んでいるEYジャパンの吉川社長そして
日経BP研究所の藤井さまがモデレーターとして一緒されました。
私自身ここに副知事が登壇していただいたことは非常に意味があると考えていて福井県が真剣にこの課題に取り組んでいくことを目指しているという表明の場にもなったと感じております。これをきっかけに福井県と協会とで福井県の課題解決につながるような取り組みを一緒にしていければと考えています

現在、福井県のヘルスケア伴走支援事業で、高浜町のハーブを活用したフェムテックプロダクトの開発を進めています。

つくづく何か小さなことでも社会の課題を自分自身に引き寄せて行動することが大事だと思っています。この複雑な時代において、行政だけ、民間だけ、NPOだけで社会課題は解決できないんですよね。
真ん中にある課題を
みんなの力で解決していく。
それがコレクティブインパクト つまりみんなゴトで 解決していくという事です。

なぜ 女性の健康問題に向き合う必要があるのか?
私たちみんながしっかりと理解することが重要です。

それが無ければ、それぞれの立場を超えて課題を一緒に解決することに
繋がっていきません。
より良い未来を思い描き、今私達がみんなで課題解決に向かうことが大事です。
家庭が変れば、組織が変わる。
組織が変れば、地域が変わる。
地域が変れば、日本が変わる。
日本が変れば、世界が変わる。


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