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出産後の会陰部の引きつり感への介入
産後のマイナートラブルは腰痛や腱鞘炎など さまざまな痛みがありますが「会陰部の痛み」は出産直後から多くのママが経験します。
今日は、産後の会陰部の痛みや引きつきり感に対しどのような介入ができるのかについて書いていきます。
なぜ産後に会陰が痛くなるのか
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産後の会陰の痛みは、
・出産時に会陰が裂ける会陰裂傷
・出産時に事前に会陰を切る会陰切開
の傷の部分の痛みで、
会陰を縫合したことによる引きつり感もあります。
産後1ヶ月検診時には、傷口の痛みが落ち着いている場合が多いですが、産後すぐは座るのも歩くのも痛みが伴うことが多いです。
日本人は会陰切開率が高い?
![](https://assets.st-note.com/img/1660717266716-kkw3pjcwIK.png?width=1200)
日本の会陰切開率は、初産婦が約30~100%、経産婦が約10~70%とされており、世界の中でも会陰切開率が高い国といわれています。
また、日本人を含む東アジアの人種は分娩時に会陰裂傷が起こる可能性が、白人種の約2倍、黒人種の約5倍あるといわれています。
(参考:ベネッセホームページ)
ちなみに、
会陰切開は赤ちゃんが通り抜けやすいように分娩の最後に事前に切開すること。
会陰裂傷は赤ちゃんが通り抜ける際に会陰部が裂けてしまうことです。
会陰裂傷の重症度分類
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会陰裂傷には重症度分類があります。
会陰裂傷の重症度は4段階で評価されます。
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