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産前産後リハビリを始めていくにはどうすればいいの?今までやってきたことをご紹介します。

おはようございます!ライターの徳嶋です✦ฺ

早いもので、Physio365ライターとなり5ヶ月目です。
ライターになってからnoteのご感想や活動に関するご質問をSNSからいただくことが増えました。(ありがとうございます!)



その中でも「ウィメンズヘルス領域の勉強の始め方」や「産前産後リハビリをやりたいけれどどうすればいいのか」についてご質問をいただくことが多いので、

今日は私が今までやってきたことを順に解説していきます!

これからウィメンズヘルスの勉強を始めていきたい方や、どうやって産前産後リハビリに関わっていけば良いか悩んでいる方々の参考になれば幸いです。


それではいきましょうーー✦ฺ


①ウィメンズヘルスの勉強を開始したのは7年ちょっと前

今でこそウィメンズヘルスとか産前産後リハビリといったワードは目にする機会が増えましたが、この頃は今よりも更にニッチな分野で、女性セラピストが「自分の出産経験を機に」勉強を始めたという方が多かったです。


なのでこの分野の勉強をしている人数も少なければ、書籍や勉強会なんかもほとんどありませんでした。


セラピスト向けに開かれた勉強会は少なく、マタニティヨガインストラクター養成講座とかガスケアプローチとか、セラピスト向けに作られたわけではないセミナーに参加するしかないような状況でした。


そしてこの頃の働き方の主流は「ヨガ講師」とか「ママ向け整体」とか、フリーランスで働き口を作っていくというセラピストがほとんど。



私は、総合病院に勤務していたので産前産後の方の体に触れる機会はほとんどありませんでしたが、セミナーに参加したり文献を読んだりして「産前産後」「更年期」「骨盤臓器脱」など幅広く勉強していきました。



例に倣って、

マタニティフィットネス協会
☑︎ 「ママフィットインストラクター」養成講座(産後ママの運動指導)
☑︎ 「メノポーズケアインストラクター」養成講座(更年期女性の運動指導)

と資格を取得しましたが、最初からインストラクターとして活動する目的ではなかったのでインストラクター活動は1度も行っておりません…


運動療法の幅は広がるし、実技だけでなく筆記の勉強もあるので知識のインプットとしてもいい機会でしたが、今は知識面は他のセミナーでしっかり学べるので、インストラクターの資格が欲しい!という方以外はあえて受講しなくてもいいんじゃないかな。と個人的には思います。(結構お金もかかるので)


ウィメンズヘルスの勉強を始めるときは、「産前産後」とか分野に拘らず、幅広く勉強していくことがオススメです。


初経〜老年期まで女性の体は少しずつ変化していくので、どこかを切り取って診ることはできないし、必ずその知識が生かされる場面がきます。


 産前産後リハをやりたいけど、いま目の前にはいない!!!

という状況でも、今の学びは必ず誰かの役に立ちます。

逆に、いま高齢女性のリハビリを主でやっている方は、そこでしか得られない知識や経験を将来の臨床で活かせること間違いなしです。


②整形外科クリニックに転職

幅広くウィメンズヘルスの勉強を進めていく中で、わたし自信に結婚という変化がありました。主人とは職場内結婚だったため、転職を余儀なくされ…(今考えてもそれはおかしい)


「将来は産前産後の女性のリハビリをしたい!」という漠然とした目標があったため今よりも更に「運動器」に絞って勉強をしていきたい!という思いで整形外科クリニックに転職しました。


それまで勤めていた総合病院では、脳血管障害や廃用症候群の方を担当する機会がなぜか多く(運動器の患者様ももちろんいっぱいいらっしゃる)、本当に勉強勉強の日々でした。



入職してからは、とにかく1単位で回せるようになることと、運動器疾患のリハビリテーションをもっと学ばなければ!という思いでウィメンズヘルスに拘らず学んでいきました。



そして半年以上経ってある程度、臨床業務にも慣れてきた頃。



飲み会の席で

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