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絵日記で書きたいこと/漫画で描きたいこと/noteで書きたいこと/zineにしたいこと

毎日溢れるようにいろんなことを思うけど、その日のうちに書き留められないことが多い。

あんまり書き留められない、発表できないことが多いと、具合が悪くなってくる。
せっかく思った何がしかを、忘れてしまい、無かったことになってしまう。



最近は、私が書きたいこと(描きたいこと)にはそれぞれいろんな発表の形態をとるべきものがあるんだなと感じた。

まず、文字で書きたいものがある。
文字のいいところは、その素早さにあると思う。
あと、例えば「友人」といえばその一言ですむこと。多少の匿名性を含められること。
漫画だと、この友人がどんな見た目をしていて、何歳くらいに見えて服の趣味はこんな感じで・・・という視覚の要素を盛り込まなければいけない。
なので、時間がかかる。

素早く気持ちや出来事を記録したい時には、文字が有効だ。


この文字の中でも、さらに「どこで(なんの媒体で)発表するか」というのがある。

noteに書くことは、なるべくたくさんの人に見てほしいもの。
見られてもいいもの。

しかし、「記録したい、吐き出したいが不特定多数の人には見られたくない」ものも当然ある。

今、これはzine(個人が作る雑誌)にしようと思っていて、とりあえず手持ちのメモに書いたりしてから、InDesignに打ち込み直したりしている。

zineは、本来安価に作れるはずのものだが、ページ数が増えたり、製本を頑丈なもの、きちんとしたものにしようとするとかなりお金がかかる。
利益はほとんど見込めないほどだ。
なんなら赤字の場合もある。(◯冊以上から注文可能みたいなとこもあるから)

zineにしたとして、何部(何冊)作るかという問題もある。
あまり在庫を抱えると辛い。
とりあえず、12月末に販売する予定だったzineは、販売こそしないものの、
とにかく一旦完成はさせようと思った。
これは、私があげたいと思う人にだけあげようとおもった。(主に、前回イベントで知り合って、相手の作品を購入した人を中心に渡したいと思っている。


次に、絵を伴う吐き出しかた。


これは「絵日記」が一番、記録のスピードがはやい。
アカウントも作っている。

https://www.instagram.com/hamachinoadiary/

モノクロ縛り、1:1のアスペクト比という縛りを設けている。
日常の中で思いついた短歌のようなもの、詩のようなものを一枚の絵とともに添える。

これは、文脈や事前/事後の詳細を説明したくないけど、あるドラマティックな瞬間だけ記録したいという時に向いている。


次に、漫画。
これが最近一番やりたいこと。
しかし、漫画は多分、「バズりやすい」。
自分が望んでいたよりも多くの人が目にする可能性がある。
なので注意が必要だ。
吐き出したいが、安易にノンフィクションでありのままを書いてしまうと、致命傷を受けかねない。
物語の中に、例えば外見だったり背景だったり話の至るところに、本物とは違うフィクションを混ぜて、「これはフィクションです」と言えるぐらいまでにする。
どこまで描くのか、描かないのか決める。

これは時間がかかる。

いきなりこれを描こうとすると、時間がかかりすぎて、描きたかったことにたどり着く前に、描きたかったことが姿を消してしまう場合が多々ある。


だから、今はこうしてnoteやzineを複合的に使うことによって、最終的には漫画を描くことに活かしたい。


最近、「左ききのエレン」の作者かっぴーさんがツイッターに投稿した漫画を見て、色々考えたことがあったので、このnoteを書いて頭の中を整理したかった。

ちなみに 連載を終えた漫画家が「ちょっと休憩」しようと思っていたら「準備にばかり時間をかけるな」と追い立てられるという話、漫画家の業みたいな話だった

準備に時間をかけるなとその人は言うが、そうは言っても準備しないことには何もできない。
生活を整えなくては表現も破綻してしまうし、何より子どもの面倒も見なければならない。

でも「描きながら考えろ」と言うのも本当なんだよな、早く書きたい、と思ってこのnoteを書いた。


本当はアニメーションもしたいが、それは漫画よりもさらに時間がかかりそうなものだなあ。(GIF制作とかならそうでもないかもしれないが)


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