6:テレビ出演:男性にも月経痛体験
10/8 abn朝日放送 生理体験取材
助産師として女性の月経痛やPMSについて関わってきました。
その中でも女性はパートナーや職場の男性へどうしても分かってもらえないという葛藤も抱えていることも事実です。
そんなことを考えていたとある日
abn 長野朝日放送さんから男性にも生理痛がどんなものなのか知って欲しいという体験をテレビで放送したいので
是非出演してほしいとオファーの依頼をいただきました。
今回はリンゲージさんという会社が開発した生理痛体験装置を男女が体にそれぞれ電極をつけ、電気刺激で生理痛を体験するという企画でした。
生理痛を体験した男性は顔から冷や汗が・・
この装置は緊急停止ボタンがついており、電気刺激を途中で止めることができます。
しかし、月経を体験している女性は緊急停止ボタンはないです。
そして月経痛とともに様々な身体症状も伴ってきます。
助産師として月経のことやPMSなど様々のことを皆様に伝えたところ、男性陣からは、
「もっと女性を労わって月経中も体を休めながら無理せず過ごせるよう環境を整えたい。」という声があがったり、他にも
「この体験をしたことで、これからどう女性に接していけばいいのか考える機会になりました。」などの感想もありました。
10月19日は国際生理の日です。
女性特有の健康課題による経済損失は3.4兆円と言われています。
昔と比べ今は女性が働くことが当たり前になりつつある時代。
女性として生まれてきたことが生きていく上で不利にならないように、社会全体で考え、環境を整えることが今後課題になると思います。
今回このようなテレビ出演の機会をいただき
今後もより女性が気持ちよく過ごせる社会をつくっていくお手伝いをしていけたらいいなと感じ
また月経中に関わらず、体や心が辛い女性に寄り添ったケアをしていきたいと強く感じました。
abn長野放送さんありがとうございました。