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22.宇宙エネルギーとは

宇宙の常識と真実

21世記の今、宇宙は人類にとってだいぶ身近なものになってきたような気がします。NASA(アメリカ航空宇宙局)が研究活動をして多くの情報を届けてくれたり、実際にロケットが宇宙に飛び立ち、地球から離れた無重力の場所で活動している映像を見たりすると、あまり物理や科学の知識がないわたしでも宇宙が確かに存在しているとわかります。いわゆる常識として認知されている宇宙です。

このシリーズでお伝えしている「万能の法則」に直結している「宇宙エネルギー」とは、万人に馴染みがないかもしれないけれど確かに存在しているモノです。その「宇宙エネルギー」がわたしたちが望んでいる豊かな人生に大事な要素だというのです。今回はこの「宇宙エネルギー」の真実を取り入れて豊かな人生を送るために欠かせないアイディアを今までの記事をまとめながら、紹介していきます。

その1:宇宙は惜しみなく与えている

宇宙エネルギーはあらゆる形であらゆるところに存在しているそうです。
太陽光線、太陽が放つ光は地球における生物の営み、気候などに大きな影響を与えています。それもエネルギーです。
私たち人間はカタチとして認識できませんが、エネルギーは運動量とか、方向性とでもいいましょうか・・。形あるものに限らず存在している原子(陽子・中性子・電子からなる)の動きでどうやらこの原子が物質の法則に沿って自然界のすべての存在物の調和をとる振動数を発信・受信しているというのです。ここでは簡単に表現しますね。原子たちはとてつもなく速いスピードで回転していますが、すべての物質に存在する原子がそれぞれに調和の取れた回転をして振動数を発信したり、私たちがそれを受信したりしているという仕組みなのだそうです。
また、「思考はエネルギー」という言葉を聞いたことありませんか。物体ではないもの、例えば「思考」「感情」にもエネルギーがあります。
例えば、怒った人、怒りのエネルギーを持った人が部屋に入って来た時、なんとなく重い空気を感じることあります。「怒っている?」って言いたくなる、そうです、その人の発信した感情の波動を受信したからです。
つまり、人同士だけでなく、動物、植物などこの地球上にあるものすべて、それどころかあらゆる姿をしたものがこの宇宙に存在してエネルギーを発しているということのようです。その形態は無限にあるのです。

その宇宙にあるすべてのエネルギーの形に「豊かさ」があります。
先ほど、紹介したようにエネルギー(振動数・波動)を送受信しているのですから、豊かさを呼び寄せるには豊かさが入ってくるように私たちがオープンであることが条件になるのです。オープンとは心をオープンにするということです。心をひらく・・とかいうこともあるようですが、私はこの意味が具体的にどうするのか今一つピンと来ませんでした。そして、ちょっとづつちょっとづつ、わかって来たことは、次のようなことです。
心を開くとは・・リラックスした状態でいること、肩の力が抜けて自分らしくいること。どうしたって自分の弱いところや惨めなところは見せたくないから、でもそれらしく振る舞うから透明のバリアでも貼っているようにして生活している、そんな時はハートをオープンにしていないんだと思います。

惜しみなく与えてくれているという宇宙の豊かさのエネルギーを受信するには心をオープンにすること。

その2:今ある豊かさを認識する

さて、ハートをオープンにして豊かさにアクセスしたならば、その豊かさに気づきましょう。実は、私たちはどれだけ恵まれているかに気づいていないだけ・・という説あり。たくさんの洋服、美味しい食事、寒い日に雨風凌げる住まい、どこにでもいける交通手段、知識を満たしてくれる本、ネット、雄大な自然やそれを感じることのできる感覚機能・・・。
これらを当然のことのように扱い、代わりに自分の持っていないものにフォーカスしてしまうのです。
そして、これはもう一つの法則「意識を集中させたものが拡大する。」に関わってしまい、豊かさを受け取りたいと思いつつ、欠乏感を経験するハメに陥ってしまうのです。
思考や感情もエネルギーだとお伝えしましたが、「愛」というエネルギーも存在します。「愛」=豊かさといってもよいでしょう。
もし、豊かさのエネルギーにアクセスしたいなら、「愛」を与え、自分が受け取るもの、すでにあるものに感謝することが大切だといえます。
これこそ、心をオープンにした状態ともいえそうです。「愛」といっても大袈裟なものではなく、道に咲く花を見つけたら「きれい」と感じることやこどもたちの無邪気な笑い声に微笑ましく思う、そんな時、私たちは「愛」を感じている、つまり発信していると言えるのだと思います。

その3:「レッテル貼り」をしない

身の回りの人や出来事、人生で出会う人に対して「レッテル貼り」をやめるとエネルギーが豊かさの形でやってくるそうです。
ここでいう「レッテル貼り」とは私たちが無意識にありとあらゆるものに評価、判断を下しているクセのことです。これはすっかり習慣化しているので「レッテル貼り」をしないでいるのはむずかしいほどです。
私たちは事象を自分の脳・解釈を通して勝手に作り出しているといえます。
例えば、先日私は数十メートル先の青になった信号で横断しようと思いましたが、間に合わなくなると思って、信号の手前で横断しようと小走りで渡った時、つまずいて転んでしまったのです。その時、「わ〜恥ずかしい!」
「手前で渡らずにちゃんと信号まで行けばよかった。」「痛〜い泣」と瞬時に思いながら、急いでカバンからこぼれた荷物を詰め込んでそそくさと反対車線の道路を走り抜け向こう側の道路にたどり着きました。痛いけど恥ずかしいし、早くどかないといけないし・・。
これは、恥ずかしい、やるんじゃなかったという「嫌な出来事」というレッテルを貼ることができます。ですが、悪いことでも、間違った行動でもなくて、単に「道を渡ろうとして転んだ」という事実です。そして、怪我が治るまでの間、当たり前のように使っていた足に感謝することもできました。
傷が治って皮膚が再生される様子にも生きていることの実感がありました。確かに「レッテル貼り」をしないと、感謝や喜びを感じることができたように思います。そして、これは豊かさのエネルギーなのかもと感じました。
わたしたちの身の回りに起きる出来事や、出会う人対して無意識にしている評価・判断、つまり「レッテル貼り」に気づいて、「これをありのままに見てみる!」ことに意識をむけてみると違った景色が見えてきます。

その4:結果をあせらない

豊かさのエネルギーとつながろうとすると、つい結果を期待してしまいます。この豊かさを受信になれるのはゆっくりしたプロセスなのですぐに結果が出ないからといって焦らないでゆっくりといきましょう。思考活動が優位にならないようにして「感じる」部分を大切にしましょう。そして、できるだけ平和・穏やかさを感じる状態でいましょう。「平和」とは心の状態で頭の状態ではありません。
平和な心は宇宙の豊かさに通じるとびらだと言えるかもしれません。

まとめ

豊かさは金銭的な豊かさだけを意味しません。また、豊かさを手に入れようとして頭で考えたりそれを達成するための時間よりは、むしろ「心の状態」が豊かさのエネルギーを受信するために大切なことだといえそうです。
毎日の中に、「平和」を感じる時間を意識して取り入れたいものです。
そして、リラックスして「心をオープン」にしたいものですね。:)


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