「奇跡のコース」ACIMレッスン334
ゆるしとは、父なる神があたえてくれている宝物なのです。
レッスン334のアイディア
レッスンの進め方
この世界で見えているのは幻想だといっています。自我とともに誤った知覚に基づいて見ているからです。このような貧弱なものを受け取ることをやめて、神の声に耳を澄ますことを選びます。その声は、ゆるしというやさしい贈り物を差し出しています。今日、それを選択します。
今日のレッスンのヒント
誰でも、どんな人でも、ゆるしという神の贈り物を受け取ることができます。神はいつでも、いつまでもわたしたちや兄弟たち神の子を、受け入れて見守っています。ゆるしというギフトをわたしたちはただ受け取ればいいだけです。なぜ、こんなにもむずかしいと感じるのでしょう。
ゆるしは負けることでも、自分をダメにするものでもありません。やさしく自分を包み込んでくれるようなものだと、ゆるしてみるとわかります。
自分に対するゆるしを受け入れましょう。
今日のテーマ[自我とは何ですか?](4/10)
そしてその恐るべき*自治国家(*前述注:自我という狂気に支配されている状態)の中で、神の意志は破壊されたと”見て”います。懲罰の夢をみて、その夢の中の人影は、こちらから攻撃して自分の安全を確保するより前に、自分を殺しにくる敵だとみなして恐れおののいているのです。
(w:part2.12.2.4-5)
テーマのヒント
わたしたちは、自我に支配されてこの世界を見ている時、恐るべき国家に従属しているのと同じです。神の意志から離れ、自分の安全を確保できていません。兄弟を敵とみなし、攻撃されることを恐れ、ひとときも心から休まる時がありません。目の前に繰り広げられるドラマに翻弄されて対処して生きるのが精一杯なのです。
今日の祈り
まとめ
「奇跡のコース」では、永遠なるものだけが真実だと教えています。その意味で、この世界でわたしたちがエゴとともに追い求めているものはすべて幻想だというのです。だから、神の子であるわたしたちは、この世界で自我とともに求める何かを手に入れたとしても満足することがなく、次を、そしてその次を求めることになります。そのエンドレスな人生レースに疲れた時、神が差し出す平安に身を置いてみたいと思うようになるのだと思います。
そこから、真の意味でsprit journey(魂の旅路)が始まるのかもしれません。
ここまで、お付き合いいただきありがとうございます♡