24.「豊かさ」の意識
豊かさの基準は『自分に対する愛の深さ』唯一これだけ・・というお話。
意識というエネルギー
意識は、心が知覚を有しているときの状態です。物事に気づいたり、関心を向けたりすることを意識しているといいます。そのことが、どれほど、エネルギー(熱量)を持っているか、私たちはあまり重要視していません。
ですが、「思考は現実化する」とか、「噂をすれば、影」のように注意をむけたことが現実になることを否定する人も今では少ないはずです。一般的な
知識になってきています。
まずは「借金意識」を取り除く
借金のある人、過去に借金を作ったことのある人もいるでしょう。金銭でなくても、人に借りを作ったまま、いつか返さなければと思っているなど。
「借金意識」という意識パターンを知りましょう。これは、簡単に捨てられるものではありません。個人レベルだけでなく、国、地方レベルでも史上かつてないほど、負債を抱えて悪化の一途を辿っています。今や世界に蔓延しているウィルスであり、深刻な事態となっています。
そもそも、どのようにして、借金意識は作られたのでしょうか。
義務感と借金意識の関係
わたしたちは、たくさんのことを義務づけられて育ちます。
親の言うことを聞くこと、学校に通うこと、法律に従うこと、生計を立てること、そのために働くこと、高齢者を大切にして敬うこと、そして納税。
この程度のことなら、まだまだたくさん挙げられるでしょう。
わたしたちは、これらの義務を果たそうと、必死になります。そして、義務感として束縛され、「義務意識」に育ちます。
ここで、この義務にも借金にも「意識」のエネルギーを感じてみてください。表現が違っても、エネルギーは同じものです。
強制された、縛られたような、逃げられない、従うべきもの・・というエネルギーを感じます。
個人の借金も、国の借金も、「義務意識」が現実化したものです。
ところで、この記事を書いている2022 年、パンデミックを引き起こしたウィルスの影響をいまだに受けていますが、諸外国では終了したものの、日本では、なぜか、いつまでも義務のようにマスクを外さないまま生活しています。日本人の借金意識の現れなのでしょうか。
なぜ、日本だけ変わらないのでしょう。国レベルの意識が関係しているのでしょうか。不思議ですね。
人類の課題・・「借金意識」
人々は、知らず知らずのうちに、「借金意識」に浸ってきました。
この「借金意識」は百害あって一利なし・・といいたいところですが、この問題にのめり込んだ故に、これに気づくことができるなら、ごくわずかな利もあると言わなければなりません。
まずは、この義務感から派生した「借金意識」が私たちの人生を豊かにすることの弊害だと認識することが最初のステップです。
そしてその次に、今まで経験した義務行為の色々、借金、それらは自分にとってプラスだったのだと解釈し直すことです。なぜなら、今ここで重要なことに気づくことができたのですから。
「完璧な宇宙」の一部であるとみなしましょう。
気持ちをありのままに感じる
そして、ここで大切なエクササイズをします。
今までの義務行為、借金、それらと関連のある相手に対して平和な気持ちを抱けるようになるまで、毎日エクササイズを繰り返します。
大切なのはエネルギーです。平和な気持ちを感じることで、そのエネルギーを放出するようになります。すると、借金は解決の方向へ向かい始めたり、今まで、義務感から仕方なく行動していたことが、軽い気持ちで「やらない。」と言えるようになったり、頼まれなくなったり、状況が変化してきます。負い目、罪悪感などの不快感が減ってくるでしょう。
まとめ
ここでは、「借金意識」というアプローチで、私たちが抱いている感情から放出しているエネルギーについて説明してきました。
今までに豊かさを求めること、ポジティブな側面に意識を向けることは色々と習ってきたことでしょう。
今回は、豊かさを意外なところで自ら邪魔していることを知りました。そして、解決の方法は、やはり、「気持ちをありのままに感じるエクササイズ」です。呼吸を整えて、静かに自分の内を見つめてみましょう。
自分の中にある、義務感というエネルギーを感じたら、葛藤したり、批判したり、責めたりするのではなく、認め、優しく見つめてみましょう。
それが、気持ちをありのままに感じている証拠です。
それを毎日続けると、状況も変化してくるらしいです。エネルギーが変わるからですね、それを引き寄せと呼ぶ人もいます。
ありのままの気持ちを感じると、なぜか気分がよくなります♪:)