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国産羊毛への憧れ


私は、フェルトアーティストだ。

年間の羊毛消費量は20Kg以上になるだろう。

私が使うのはニュージーランド産メリノウールである。

何故、ニュージーランド産なのか。

単純に手に入れやすい羊毛はほとんどがニュージーランド産かオーストラリア産など海外のものだからだ。 
国産羊毛にお目にかかった事はない。

日本では羊を飼っていないのか?

そんな事はないはずだ。

羊は、年に一度必ず毛を刈る。
その毛はどこへ行ってしまうのか?

調べてみたら、なんと廃棄されていた!

うわ〜!勿体無い‼︎

捨てるならくださいっ‼︎‼︎


2019年ごろから、国産羊毛で純国産ツイードをつくろうというジャパン・ウール・プロジェクトなるものが発足したそうだ。

スピンハウスポンタの本出ますみさんが中心となり、羊の飼育から羊毛の格付けコンペ、製品化への様々なムーブメントが起きているようだ。

羊といえば、ジンギスカン、ジンギスカンといえば北海道!というわけで、土地も沢山あるし、北海道で羊って沢山飼われてるんじゃない?と容易に想像できる。

そこで、ネットで調べた所、何軒かの牧場で羊毛を販売しているようだ。

私は、両親が北海道出身、親戚は9割が北海道在住、夫も北海道出身で北海道には何かと縁がある。

両親が言うには、昔は各家に一頭ぐらいは羊がおり、その羊の毛を紡いで家族のセーターなどを編んでいたというのだ。
なんて羨ましいスローライフ!

今度北海道に行ったら、絶対に手に入れたい!

国産羊毛への想いを膨らませつつ、北海道へ行く事を心待ちにしている。

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