【師匠の仕事:ビジネスへの応用編】
2017/01/24
今日は次のプロジェクトのために師匠が打ち合わせに来ていたので片耳を、集中させて話聞いていました。
その話の中で「PASONAの法則」と「影響力の武器」がガッツリ使われていることに気がつき、コピーライターの重要性と話の転換はこうやってビジネスになっていくのかとすごく勉強になりました。
また、意外とないニッチな部分を攻めていたので「確かにそのコンプレックスを抱いている人にはめちゃくちゃ需要があるもの」だと、めちゃくちゃメモってました。
まずは言葉の解説から
『PASONAの法則とは・・・』
* 【Problem(問題)】 : 問題点を明確化する
* 【Agitation(扇動)】 : 問題点を煽り立てる
* 【Solution(解決策)】 : 解決策を示す
* 【Narrow down(絞込)】 : 対象客や期間を限定する
* 【Action(行動)】 : 行動を呼びかける
『影響力の武器とは・・・』
【返報性】
→人間は、相手に何かをしてもらった場合に、
無意識に相手にお返しをしてしまうというものです。
【コミットメントと一貫性】
→人間は、「一貫性がある人間だと見られたい」という性質を持っています。
【社会的証明】
→他の人たち、世間一般、事実・データ
【権威】
→人々は、何らかの理由によって相手を「権威がある」と判断すると、
その人の言うことに従いやすくなります。
【行為】
→友人、家族、恋人など、好意を持っている相手の言動は、
信じられやすい傾向があります。
【希少性】
→希少である≒需要がある≒良いものに違いない、という思い込みにより、
希少であるというだけでその商品を買ってしまったりします。
簡単にまとめるとこんな感じになります。
次にビジネスへの応用の話
1、今回は有名人の話から始まりました。
→【影響力の武器(権威)】
2、最近の意識していることや気をつけいること、それがコンプレックスになり→【Problem(問題)】
3、それによって付随してくる気になることの話が展開されました。
→【Agitation(扇動)】:【行為】【希少性】【コミットメントと一貫性】
4、最終的にはその両方をいっぺんに解決する方法が話し合われて
→【Solution(解決策)】:【コミットメントと一貫性】【権威】【行為】【希少性】
5、それに含まれる人はどんな人たちなのか?ターゲットを設定してました。
→【Narrow down(絞込)】:【社会的証明】【希少性】
6、そしてコンプレックスに付随してくる気になることも同時に解消できるような
→【Action(行動)】:【コミットメントと一貫性】【社会的証明】【権威】【行為】
すごく面白そうなビジネスモデルが築かれていました。
実際、コピーの基礎走っていても使えないと意味がない。でも、今日の話を聞く限りでは意外とそこらへんのネタがあったりするといった師匠の言う「ネタはその辺に転がっている」の意味が分かって来ました。
また、今回は《専門知識✖️コンプレックス✖️ニッチ》なマッチングだったので、全く知らない世界を垣間見、コンテンツの作り方が世間話からビジネスになっていく師匠の仕事が見れて、とても運が良かったです。
プロとプロのマッチングはこういった化学反応を起こすのですね。
素人でもわかる説明が知識量の差を物語っていました。
今はとにかく知識をつけること。
知らないことに触れて自分の身に気にしていきます!!