一瞬でわかる!鳴き読みパターン
こんにちは。
鳴き読み技術について、学習をすすめたので、忘れないうちに記録しておきます。
新しい技術は特になく、youtube や 本によって得た知識をまとめたものになります。参照元は記事最下部に記載します。
▼この記事で習得できること
他家の鳴きに対して、手牌の逆再生をしなくても、当たり牌/安全牌を予測できます。
サムネイルにした魚谷侑未プロの鳴きに対して、危険な牌が瞬間的にわからない人には、価値のある記事になるとおもいます。
▼前提
・押し返しの材料として、鳴き読みをつかう。
・一般的な牌理で打牌選択している相手につかう。
押し返す必要のない点数状況であったり、自分が押し返す価値のない手牌の場合は、使う意味がありません。
▼鳴き読みチャート
結論、私の知ってる鳴き読みは、上記チャートになるとまとめました。
以上の鳴き読みをするポイントは、4つです。
1. 安全牌を確認する!
2. チー/ポン出し牌を確認する!
3. チー/ポン出し牌の関連牌の場況を確認する!
4. 食い延ばしをケアする!
常に手出し/ツモ切りを確認しなくても、ポン/チーと言われたときだけ、チェックすれば最低限読めるようになっています。
早速、実例をもとに確認していきましょう。
サムネイルにしたMリーグの牌譜を使って、確認します。
ケース1:愚形フォロー先切り
Mリーグ2019 より、茅森早香プロの鳴き
こちら、通せるスジがあります。
1−4mです。
河に早い5mが打ってあり、7pポン出し2mの手順で、1−4mは読みスジに入りますが、
このケースは、1−4mは通る可能性が高いです。
「ポン」した際に、ポン牌の愚形フォロー牌が先切りされていた場合は、聴牌時に両面フォローが残っている可能性が低いからです。
今回は、7pトイツのフォロー牌の、5pと9pがポンより前に切れているため、23mのフォロー牌の2mが残っている可能性が下がります。
上のような牌姿であった場合は、和了だけを見るなら、愚形フォローの577pを残して、打2mの両面固定をする場合が多いからです。
このような手牌の逆再生をすることなく、以下法則だけ覚えればOKです。
「愚形フォロー先切りのポン出しまたぎスジは通りやすい」
ケース2:ポンチャンスのあったチー出し牌
Mリーグ2019より、沢崎誠プロの鳴き
2pポン出し中、4pチー出し7sで、上記の状況。
ここでも一見通せなさそうだけど、通せるスジがあります。
「5−8s」と「6−9s」です。
直前に安全牌の「北」も切っており、関連牌の可能性が高い7sということで、この7sのまたぎスジである「5−8s」と「6−9s」は危険に見えます。
しかし、このケースでは、7sのまたぎスジは通る可能性が高いです。
「5−8s」や「6−9s」になるための鳴く前の手牌はこちらです。
この手牌になっている可能性は低いです。
理由は、2pポンと4pチーの間の、7sに声がかかっていないからです。
そのため、677s と 778s と持っていることが少ないため、またぎスジは通るという理論です。
「チー出し牌にポンチャンスがあった場合は、またぎスジは通る」
ケース3:チー出し字牌に、食い伸ばしなし。
こちらも、Mリーグ2019より、内川 幸太郎プロの鳴き
序盤にピンズと索子の真ん中が、バシバシと切られて、3副露。
萬子も字牌も切りたくないですね。
この鳴きからも、通せそうな萬子を考えてみましょう。
鳴いて、字牌が出てくる場合は、食い延ばしやテンパイtoテンパイである可能性が下がります。
食い延ばしは、以下のような形から、3mをチーしてターツを増やす手順のこと。
今回のケースは、上記手牌になっていることは、1mが河にあることでありえないのですが、
同様に、
上記手牌になっていることは、1m が河にあることでありえません。
この手になったときに、打南のほうが受け入れが多いので、普通は南打ちそうですね。
しかしながら、ペン/カンチャンや暗刻からの切り出しなどもあり得るので、慎重に確認して押しましょう。
「チー出し字牌に、食い伸ばしなし。」
(鳴かれた牌のまたぎスジは通る)
ケース4:テンパイtoテンパイの鳴き
Mリーグ2019 より、魚谷侑未プロの鳴き。
東ポン出し9p、しばらくして6pチー出し3p。
画面には見えてませんが、対面から立直がかかっており、立直に対して、無筋の3p、5m、6sとプッシュしています。
さすがにこれは聴牌。と思っていたところに、6pチー。
少しあやしいですね。
聴牌っぽい人が、チーした場合は、テンパイ to テンパイをケアしましょう。
テンパイ to テンパイには、いくつかパターンがあって、
上記牌姿 7p待ちから、2−5pチー出し8pで、4−7p待ち。
上記牌姿7p待ちから、4pチー出し8pで、2−5p待ち。
上記牌姿6p7mシャボ待ちから、2−5pチー出し6pで、4−7p待ち。
上記牌姿6p7mシャボ待ちから、4−7pチー出し6pで、2−5p待ち。
以上のように、鳴くことで待ち牌の数を増やします。
このように テンパイ to テンパイの場合の当たり牌の法則があります。
「チー出し牌が鳴いた牌のスジであれば、裏スジが危険。」
「チー出し牌が鳴いた牌の裏スジであれば、スジとまたぎスジが危険。」
今回は、6pチー出し3pなので、
「チー出し牌が鳴いた牌のスジであれば、裏スジが危険。」
が適用されて、危険牌は、3pの裏スジの「4−7p」です。
このような形からのチーをケアしたほうがよさそうです。
以上、最近勉強した鳴き読みでした。
参考書類)
麻雀勝ち組の鳴きテクニック(川村 晃裕 著)
魔神の読み(渋川 難波 著)
黒いデジタル麻雀(石橋伸洋 著)
最後に、鳴き読みのひとつ?に、ほぼ100%通る牌があるという法則があったりするので今度まとめたいとおもいます。
■関連記事
今後開発する各システムを、Webサービス化するためのサーバ代として利用させていただきます。