来年2025年に予定されている出来事。2025年はどんな年?

趣味で宇宙と医療と軍事に少し詳しい人による2025年の注目イベントや何が起こるかの予想まとめ。


「2025年問題」

1947年~1949年に生まれた「団塊の世代」は2025年には後期高齢者になる。これは医療・介護に対する莫大な人的・金銭的な負担になる。

人口減少を具体的に

2024年1億2400万人いた人口は、2030年には1億1700万人になり、2040年には1億1100万人、2050年には9500万人になる。つまり今後25年で日本人は4人に1人がいなくなる。10人いれば4人が65歳以上の高齢者になる

(余談)「超高齢化社会」は造語

定義的には「超高齢社会」であり、「超高齢化社会」は造語だ。「超高齢化社会」など使う記事や人は勉強不足であり余り信用しない方が良い。

私の思う2025年問題の解決策案

多くの人が介護や医療のデジタル化や効率化などを述べているが、私は独断の偏見で少し踏み込んだ内容の解決案を提示する。(言うだけタダなので)

(1)延命治療の年齢制限を設ける。(一例)85歳以上でこの治療/手術を受ける場合は10割負担(保険適用外)でお願いします…など。

(2)医療・介護裁判を専門にする裁判所を作る。(理由)過剰な延命治療が行われるのは現場に即さない医療や介護の判決が原因の1つであるため。

(3)安楽死を解禁する。(補足)安楽死の定義については以下記事参照。

トランプ大統領の登場

アメリカは2013年より「世界の警察官を止める」と宣言し国内に引きこもる姿勢を取り始め、2016年頃よりアメリカ第一主義を掲げるトランプ大統領が登場し2025年から2期目の大統領となる予定です。

「過激な主張」と「商売人」

トランプ大統領は、はじめに過激な発言をして世論を煽ってから、静かに訂正して物事を進めていく印象を持っています。

「日本は核兵器を持つべきだ」と発言した後に「そんな発言はなかった」としています。

「ワクチンは自閉症を起こす」と発言した後に「間違いだった」と訂正しています(地域のワクチン接種率は下がったまま)。

新型コロナ渦で初めトランプ大統領はワクチンを嫌っていましたが、後になってワクチン接種を推奨し、今では「ワクチンを普及させたのは私の成果だ」とまで言い出しています。

トランプ大統領の発言を素直に信じてはいけません。言動をずっと見ておく必要があります。トランプ大統領の言葉に一喜一憂していると方針転換されて痛い目をみます。

ロシアのウクライナ侵攻

新型コロナで経済が停滞した直後の戦争により、物流の混乱、インフレ、ウクライナへの多額の支援疲れ、などにより西側諸国も大きな痛手を被っています。日本を含む多くの国で政権交代や内政のゴタゴタが起きています。

日本がウクライナを支援する理由

ロシアの今やっている戦争の理屈が認められれば、世界中の国々が分割できる時代になる。アイヌ民族を守る為に北海道に侵略する事が正当化されたり、琉球民族は日本から独立する…というような流れが作れてしまう。

世界中で軍拡と核保有と国家の分裂が起こる時代になってしまうため、ロシアに戦争の利益を与えないように日本や西側はウクライナを支援している。(恐らくウクライナの為が本音ではない。

停戦は?

トランプ大統領は「すぐに停戦させる」と言っている。アメリカは停戦に向け何かしらの行動に出るのは間違いないが具体的な中身は読めない。なによりロシアの出方も読めないので予測はできない

大阪万博

2025年4月13日~10月13日までの184日間、大阪の夢洲で開催される。開催国は約160の国・地域が参加する。

ウクライナが参加

戦後の復興関連の商談が盛んに行われるだろう。

(余談)Windows10終了

大阪万博が閉幕した後、大阪万博の話題は「Windows10のサポート終了」により消え去るだろう。万博終了は2025年10月13日だが、Windows10は米国時間2025年10月14日にサポートが終了される。

Windows10のパソコンは一応使えるだろうが、色々と問題が起こる可能性がある。Windows11に更新できない古い時代のCPUを利用しているパソコンは、ネットに接続するならば買い替えるなどしなければいけない。

太陽フレアによる通信障害

簡単に述べると、

太陽は11年周期で爆発する。2025年は爆発する可能性が高い時期だ。爆発すると放射線などが太陽から飛んでくる。放射線は地球の磁場が守ってくれるので問題ないが、宇宙にいる宇宙飛行士が死んだり、人工衛星、地上の電気で動く機械などに大電流が流れて故障するリスクがある。過去起きた一番大きな被害はカナダでは1989年3月にケベック州で9時間停電が起きたことだ。

詳しい説明は上記の記事に任せるとして、人工衛星が壊れたりして通信に問題が出たり、停電する可能性がある。唯一の良いことは日本でオーロラが見れる可能性がある事だ。

『悲観的に考えて備え、楽観的に行動する/最悪を想定して最善を尽くす』

災害対応にピッタリなことわざ

イーロンマスク大丈夫?

イーロンマスクは現在、スターリンクという衛星通信事業を展開している。最終的に1万2000機の人工衛星を利用する計画で2024年現在では約6000機のスターリンク衛星が飛んでいる。

太陽フレアにより人工衛星が全滅する事はないとしても、いくつかは故障したり通信が不安定になったりと、ある程度の損害は出ると思われます。その程度により、スターリンク事業(テスラ株式にも)に影響が出るでしょう

陰謀論業界が活発になる

土星の輪がなくなる

3月と11月頃、土星の傾き・位置関係の影響で地球から土星の環は見えなくなります。これを元に何かネタ動画が作られるでしょう。

漫画「私が見た未来」

漫画の表紙で311を予言した人が数年前にまた漫画を出版し「2025年7月5日に、太平洋で何かが起こり、津波が来る」と予言しました。詳しくは下の動画で確認するなり…適当に

ファラデーケージが流行

2025年は前述した「太陽フレア」と「ロシアの核攻撃」が不安視されています。実は核爆発でも「太陽フレア」と似た「電磁パルス」という現象が起きます。電子機器を守るにはファラデーケージが必要となります。販売や自作もできるので一部の人達の間では流行するでしょう。

私は地震対策以外は対策しませんけどね。

ロシアの核魚雷「ポセイドン」

ここまで「太平洋での大津波」と「ロシアの核攻撃」の話題が出ましたね。陰謀論者は点と点を自由自在につないでワクワクするのが大好きです。絶対にこの話題は出るでしょう。

最近、ロシアは大型の核爆弾を搭載した魚雷を保有しました。この核爆発により沿岸部には放射能汚染された巨大津波が押し寄せる…という触れ込みです。物理的に(エネルギー的に)無理な話なので信用しなくて結構。

参議院選挙

2025年7月までに参議院選挙があるが、今の勢いを見ていると国民民主が人気になるだろう。(それでも数は少ないけどね)

同時に、ネットやSNSでは不毛な議論やデマが飛び交うので、精神衛生上の理由でネットからは離れた方が良いかもしれない。

宇宙開発

準天頂衛星「みちびき」7基体制へ

日本版GPS(←正確には違う表現)こと準天頂衛星「みちびき」が2025年度には2基打ち上げ予定。これで合計7基体制となります。カーナビの精度向上からドローンの活用や自動運転にも活用されます。(軍事利用も)

アルティミス計画

元ZOZO社長の前澤さんが「月に行く」という話で話題になっていたが、現在は宇宙船の開発の遅れで計画が遅延している。(頑張れイーロン)

計画は何度も延期され現在は2025年9月以降に月に行く予定になっているが確定ではない。また「月の近くまで行き月を眺める」が目標であり「月面に降り立つ」という話はもっと後である。(難易度が全然違う)

2030年代には月から資源を調達する時代になり、現在は日本を含む世界が資源の覇権をめぐって宇宙開発を進めている段階だ。

マイナンバーカード

「消えた年金問題」に端を発した国が国民を管理できていない問題を解決する為に、国民を番号で管理するようになった。2016年から。なを他の先進国にも類似の制度がある。(陰謀論者の頭の中では海外では廃止されているようだが.…デマって怖いね)

マイナンバーカード運転免許証へ

2025年3月24日より運転免許証がマイナンバーカードに組み込まれる。今まで通り運転免許証も発行できるし両方とも発行する事もできるが、マイナンバーカードの方が更新手数料が安くなる

紙の保険証の終焉

2025年11月30日まで、いわゆる”紙の保険証”は利用可能である。マイナ保険に移行できない、時代に適応できなかった人達の怒号や悲鳴は2025年12月より始まるだろう。

また、病院側がようやく紙の保険証とマイナ保険の2系統の対応を1系統に減らせるのもそれ以降。なお廃止後しばらくはトラブル対応で病院の受付は混乱・疲弊するだろう

全国の行政がAmazonクラウドを利用

2026年3月までに、いままでバラバラだった全国の行政の基幹システムがAmazonのクラウドサービスを利用するようになる予定(恐らく間に合わない)。実現すれば、ようやく業務効率化に向けたスタートラインに立てる。

自衛隊の予定(~2030年)

台湾有事が起これば日本も被害にあう。具体的には沖縄から九州あたりまでは何らかの被害を覚悟した方が良いし、本州も重要施設付近ではテロやミサイル攻撃にみまわれるだろう。

一説には2027年頃と言われる台湾有事に備える為に(アメリカが守ってくれない可能性にも備え)日本は今、”急速に”軍備を整え中国に攻めこさせないよう抑止しようとしている

トマホークミサイル(2025年~)

2025年より日本はトマホークミサイルを保有することとなる。対中国を念頭に日本は非常に焦っている様で、国産の長距離ミサイルを配備するまでのつなぎとしてアメリカよりトマホークミサイルを導入する事となった。

12式地対艦誘導弾能力向上型(25~27年)

国産の長距離ミサイル。地上発射型から空中発射型、艦上発射型やら、射程の延長など様々なタイプが2035年頃まで登場・配備される。

イージスアショア代替艦(27年28年)

河野太郎が中止した日本を弾道ミサイルから守るイージスアショアはいつの間にか計画が変更され海の上に浮かぶことになった。イージスアショアの(劣化版)機能をもたせた船が2027年~2028年に2隻登場する。

空母2隻(27年28年)

現在改修中の「いずも」と「かが」の二隻の駆逐艦は、3年後には最新の戦闘機F-35Bを搭載した空母として運用が開始される。なぜ日本が空母を持つかと言うと、中国が戦争を仕掛けてきた時に航空自衛隊の基地にミサイルが飛んできて戦闘機や滑走路が使えなくなった時の対策である。

馬毛島(2030年頃)

2030年には種子島の西側にある「馬毛島の自衛隊基地」が完成する予定。これにより自衛隊は訓練で遠い硫黄島まで行く必要がなくなる。


飛んでくるミサイルを撃ち落とすために開発しているレールガンや、イギリス・イタリアなどと共同開発している次世代戦闘機が配備されるのは2035年以降と思われる。

上の動画は、海外のYouTuberが日本の宮古島の自衛隊基地に取材に来た話である。日本の防衛政策や基地周辺の住民の感情などを上手にまとめているドキュメンタリーとなっている。


さいごに

暗い未来も明るい未来もあるだろうが「諦めない」事が大切だと思います。ただ何か努力する場合は「調べてから」にしましょう。良かれと思ってデマをSNSに拡散するような事をして国を混乱させている場合ではないので。


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