秋塾2019_表紙

秋のプログラム2019を開催しました。

FEIS学生代表の高山です。
日本全土がラグビーに心を震わせた10月13日、FEISは秋のプログラム『秋塾』を開催し、4つのコミュニティから20名弱が集まりました。
初めてFEISを知る人に向けて、会期の内容・雰囲気をレポートします!


0.秋塾の位置づけ

秋塾の目的3つ


自分の頃と比べて、今の1,2年生は課外活動をする場所が選べる環境になったように思います。所属する組織が分散することで、早期のうちから大きな役割を担う1,2年生が増えました。一方で、同世代の横の繋がりが希薄にもなっているんじゃないかと感じます。
秋塾ではそういった今時の1,2年生をイメージして、
「異なる組織の同世代とつながり合うコミュニティ」と「リーダーシップ」の2つを大きなテーマとして開催しました。

画像3

1.近況報告会

FEISは互いに切磋琢磨するコミュニティを目指しています。そこで、まずは1人ひとりが夏休みをどう過ごしたのか、シェアし合いました。
旅に出ていた人やお酒におぼれた人、黙々とProjectを進めていた人など様々で、刺激を与えあう時間となりました。

また、参加した人の中には「これから何かを始めたい」という人もいます。そういった人たちが活動の選択肢を探る機会として、参加者の所属している団体を3つ紹介しました。



秋塾団体紹介写真


2.イカロスゲーム

イカロスゲーム

続けて、イカロスの逸話(ギリシャ神話)に見立てたゲームを行いました。
世間一般では”マシュマロチャレンジ”とも言うようです。参加者はすっかりイカロスゲームだと認識したと思いますが、「イカロスゲーム」で検索しても何も出てこないので気を付けてほしいなと思います。
知らない人に向けて簡単に言うと、道具を使って、イカロスに見立てたマシュマロをより高い位置へ持っていくゲームです。
シンプルなこのゲームからは、チームやProjectを運営する上での教訓を多く学ぶことができます。ゲームで仲を深めつつ、イカロスの失敗からProject運営の基本を学びました。

イカロスゲームの様子


3.お昼ご飯!恒例の飯企画!

FEISではご飯企画をよく行います。今回は会場の時間の関係で、時間が短めになったことが悔やまれますが、ゲームをしました。
どうしてもロジックや戦略とか左脳を使うことが多い毎日。
運営は考えました、「右脳を使う時間にしよう!」と。

そうして「秋を感じる1枚をチームで表現してください。」という、
デザインスクールよろしくなお題と共に参加者を中之島の街に解き放ちました。各チームそれなりに楽しんでいたので、ほっこりしました(笑)

飯企画の写真


4.共にリーダー、リーダーシップを考える

お昼後一発目!
今回、夏のプログラムの参加者の1人である瀬崎颯斗くんに1つコンテンツを担当してもらいました。FEISは運営だけが作る場ではなく、皆で作り上げる場だというメッセージを込めて協力をお願いしました。彼は今、NPO法人ROJEで一番バリバリ活動している時期でしたが、快く引き受けてくれました。改めてこの場でお礼を伝えたいと思います。

そんな颯斗が作ってくれた場は「皆が想う/目指すリーダーは?」という問いに向き合うものでした。皆違って皆良い、それゆえに意見がバラバラになりがちなテーマですが、収束のためのステップを丁寧に設計してくれました。互いを尊重し合う温かみと、それぞれの思いの熱量とがひしめく場ができていました。最後は1人ひとりが自分のなりたいリーダー像をコミットメントしました。

颯斗コンテンツ写真


5.異文化理解

会期の最後はチームワークについて知見を深め、自分と異なる価値観を学ぶ時間にしました。同じ日本で、同じだけの時間を過ごしていても色んな価値観の持ち主がいます。実際、会場でも参加者によって価値観がバラバラであることが分かり、コンテンツを打つ側としては嬉しい状況でした。

異文化を理解する秘訣というものはないと思っています。互いに話し合い、理解・共感し合おうとする姿勢を持つこと、これに尽きるなと。
コンテンツの中でも、皆で皆の悩みを解決すべく話し合いをしました。
イベント内でも発信したように、今回は異なる価値観の存在や中身について学んだだけです。そこから次にどう生かすのか、どんな疑問や問いを自分で掲げるのかが重要になってきます。それが本当にチームワーク力を育めるかどうかの境目になるのだと思います。

四魂の窓の様子


実はこの秋塾が開催された後、僕は東京で人生二度目のインターンに参加しました。そこでは6人のチームで課題に取り組む内容でしたが、改めてチームワークの難しさを痛感させられました。自分もFEISの皆と一緒にこれから学んでいきたいと思います。


………
ここで日帰りの参加者とはさよならをし、ここからは一部の希望者と運営だけで大阪にAirbnbを構えて合宿に突入しました。

秋の放課後イメージ写真

Ex.作戦会議合宿

まずは皆で夜ご飯🍚
大阪には学生の味方「スーパー玉出」があります。本当に安すぎます。1人3000円ほどで、ちゃんとした寝床とたらふくのご飯が食べれるのはイノベーションですね。ご飯を食べた後は、皆でラグビーを応援しました。残念ながら南アフリカには勝てませんでしたが、その前のスコットランド戦は胸アツな試合でした。

熱い気持ちをもらった僕らは、そのまま自分たちの熱い想いを語り合いました。そこからは模造紙をノート代わりに使って、自分がしたいことをひたすらProjectに落とし込んでは共有し合う一夜を過ごしました。

自分を変革するためのProjectや今の問題意識を探求・解決を目指すProjectなど様々なものが生まれました。FEISは挑戦する人を応援します。ここから生まれたProjectをできる範囲で全力支援していきたいと思います。

夜の会の様子

以上になります!
簡単にではありましたが、FEISの雰囲気を少しでも感じ取ってくれれば万歳です。次回は、この秋塾を作る裏側の運営のお話を少しシェアしたいなと思います…

お楽しみに!!
運営の裏側のお話を記事にしました。ご覧ください。


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