【日記】「おかわり」に隠された料理のジレンマ
普段、何気なく使っていた「おかわり」という言葉
ご飯が足りなくて冷蔵庫を覗くと
妻から「今日はサラダが多いから、サラダにして」と言われ
「おかわりなんだから、好きなもの食べてもいいでしょ?」と
しょっちゅう口論になっていた(笑)
でも、毎日料理をするようになってから
その考えが変わってきた
例えば、明日の晩ご飯用に作っていた肉じゃが
今日のおかわりで食べられてしまうと
明日の家族分の計算が崩れてしまう
料理をしている側からすると
冷蔵庫の中のものを勝手に食べられると困るのだ
子供たちが「おかわり~」と言って
僕が「◯◯がおかわりにあるよ」と言うと
「え~、これヤダ~」と拒否されることもある
その時、「ハッ」と気づいた
これは、妻の立場に立って初めてわかった気持ちだ
1日だけでは気づかないけれど
何十日も料理を続けていると
少しずつ理解できるようになってくる
こういうことは経験しないとわからないものだな
とはいえ、「おかわりするな」とは言えないので
あらかじめ食べる前に
「今日のおかわりは◯◯か△△だよ、どちらか選んでね」と
選択肢を提示して、自分たちで選んでもらうことにしている