画像フォルダと共に2021年度を振り返る
4月
上京して浮かれてました。地元の友達と渋谷に行って、何も買わずに帰ったり、聖蹟桜ヶ丘に出向いて、何も買わずに帰ったりしました。
聖蹟桜ヶ丘のいろは坂
入学当初というのは、僕のような斜に構えた陰キャでも、積極性が3割増しになるもので、Twitterで出会った人と入学式に行ったりもしました。
式典が終わると、彼は用事があると言い残し、そそくさと雑踏に消えていきました。
誰より早く家路につく僕。一人きりで乗った京王線は忘れられません。
5月
確かこの頃、緊急事態宣言が発令されて、対面授業が完全に消滅しました。
僕はといえば、見知らぬ地で寂しさに震えていました。完全にホームシック。可愛いですね。
孤独のあまり、Twitterでいいねを貰うことだけが娯楽になっていましたが、あまりにも不健全なので、気晴らしに小田原に出向いたりもしました。
孤独の気晴らしが一人旅って意味わからんですね。
小田原城
6月
人生初の「帰省」をしたのが6月です。
「帰省」とか「実家」ってワード、一人暮らしを始めたての大学生に、少しばかりの優越感を与えてくれます。「オトナ」って感じがしませんか?
学費も家賃も親の金なので、虚構の「オトナ」です。所詮「ガキ」。
名古屋駅
7月
7月にもなると、いい加減こっちの生活にも慣れてきました。
スタバに集まって、期末レポートを仕上げるといった実績解除もできましたし、一人で下北沢をブラブラ散策したりもしました。
しかし、画像フォルダには、こんな写真だけが残されていました。
スタバのアイツ
駅名標
スタバでこんなセンスの無い写真を撮った人物は過去にいたのか。
下北沢まで行って、唯一撮った写真が駅名標はキモすぎないか。
結局のところ、その場凌ぎの背伸びはバレバレです。
やはり、今までの生活で染みついたニオイはそう簡単に消えてくれません。
8月
8月はサークルに熱中してました。
サークルの写真しかないので、何も上げれなくて困っちゃいますね。
この1年間の中で、最も人様と会話した月でした。会話っていいもんですね。
9月
9月は、素直に楽しい1ヶ月でした。
鬱屈した感情はいくらでも長文で語りたいものですが、楽しい思い出は、ゴチャゴチャと綴らない方が伝わる気がします。
撮影センス0記念
ちょっと食べちゃっている
デカい
10月
10月は、人生初のアルバイトを始めた月です。晴れて、コンビニ店員になりました。
コンビニの下っ端クルーというのは、僕には適職かもしれません。
競争もないし、責任もない。最低賃金と引き換えに、最低限のサービスを提供するだけの存在。
「誰からも期待されない」という生き方は悲しいですが、何より楽です。
ま、辞めたいですけど。
追伸 今月、6月いっぱいで辞めます。やっぱ無理でした。能力値が低かった。
11月
11月も、サークルだけで過ぎ去った1ヶ月でした。そして、例の如く画像が上げられません。
仕方がないので、食べログ3.6のラーメンの画像を載せておきます。
鶏そばそるとの鶏そば
初訪問の飲食店に一人で入る時、というのはやはり緊張します。そんな中、ラーメン屋は比較的入りやすいので、ついついラーメンの画像ばかりが増えていきます。
と言いつつ、個人経営のお店の暖簾をくぐる前は、いつも店の前を2往復くらいします。
12月
年の瀬も近づいた頃、発作的に長野県の松本市に行きました。
少しでも大学とバ先から離れようと、逃げるように特急電車に乗りました。
ICカードにない趣。
ちょい遠い。
ちょい斜め。
日帰りの割には、結構充実した旅行だったように思います。すべてが嫌になった時は、ひとり知らない街へ行ってみるのも、解決策の一つかもしれません。
1月
期末試験の勉強で終わった1ヶ月ですね。何も言うことがない。
それはともかく、オンライン試験が終わったあとって、「虚無」が来ませんか?さっきまで、集中して皆で試験を受けていたのに、試験が終わった途端、誰もいない部屋に取り残される感じが不気味でなんか嫌ですね。
「試験終わったね~」とか、「やばっ、あれ答えBか…Aにしちゃったわ~」みたいな会話って、実は重要なんだな~って思いました。
オンライン試験の写真はありません。流石に撮れねえので。
2月
実家に2週間くらい帰りました。
数年ぶりに地元のイオンに行ったのですが、ABCマートだった場所が、仏壇店に変貌していて、何とも言えない気分になりました。南無阿弥陀仏。
仏壇屋の写真はありません。流石に撮れねえので。
3月
暖かくなってきましたね。
6本脚の下等生物が湧く前に、汚部屋を掃除したいと思います。
春から一人暮らしの皆さんは、定期的に家に友達なり、恋人なりを呼ぶことで、部屋を美化するモチベを上げていってください。誰も来ない部屋は荒れます。
ちなみに、実家から部屋の画像を送るように半年以上要求されていますが、全て華麗にかわしています。
汚部屋の写真はありません。流石に撮れねえので。
さいごに
そんなこんなで一年が経ちました。
長文の自分語りには忌避感があったのですが、人一倍強い自己顕示欲にとうとう抗うことができませんでした。僕の負けです。
僕と同じ斜ボーイや斜ガールの皆さんも、「noteで自分語りする奴きっしょ」とツイートする前に、ここは自分に正直になってnoteを公開してみてはいかがでしょうか。
それでは、ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
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