完全感覚ポーカーの勧め

初めまして、ピータンという名前でポーカーをさせていただいております。
この度、自分がより真摯にポーカーと向き合っていくためにnoteを始めようと思い立ちました。飽き性なのでいつまで続くかは自信がないですが、ひとまず気楽にやろうと。
何卒よろしくお願いいたします。

さて、初回なので今回はまず自分のポーカーへの考え方などをつらつらと書いていこうかと思います。

ポーカーというのは「数字」が非常に大きな要素の一つを占めています。
トランプにただ数字が書いてある…というわけではなくて、それぞれのハンドの勝率であったり、このボードの時はこうとかこっから逆転できる確率は何%だとか、あらゆる面で確率、数字が出てきます。

しかし、僕は数字にとっても弱いのです。
ずっと文系として生きてきて、理系科目の苦手を文系の科目でカバーしてやってきたようなもので計算とかが絡むとフリーズしてしまいます…

ではそんな僕がなぜポーカーにはまってしまっているのか、それはポーカーを形成している多くの「確率」があくまでも要素の一つでしかなく、対人での心と心のぶつかり合いだと考えているからです!

ちょっと意味が分からないかもしれないので、具体的な話をしてみたいと思います。
例えば、トーナメントで自分が5のポケットペアを持っていてオールインした時に、自分より多くスタックを持っている人がコールしてきて、その相手のハンドが10ポケだったとします。
この場合、私の5ポケは「確率」でいうところでは、スート(トランプの柄)にもよりますが、だいたい20%です。(ボードにもう1枚5を落としてスリーカードにするとか、ストレートとかetc.)
しかし、これはあくまで数字でポーカーしている人たちのお話です。
戦っているのは僕と10ポケの方の二人、つまり勝つのは二人のうちのどちらかです。(もちろん、チョップ(引き分け)もありますが)
二人の内のどっちかが勝者、つまり勝率は50%なのです!
だから僕はこの状況なら、「20%の確率を50%で引けるかどうかの勝負」と考えています。
…理解に苦しむ方も多いと思います。心中お察しいたします。
しかし、実際にそう考えているのです。なぜならいくら勝率が80%あろうと92%あろうと、そのとき1回の結果で勝負が決まるからです。
100回中80回負ける場合でも、その場で起こる事象は1回ならそれがすべてです。プリフロップでオールインになってリバー(ボードの5枚目のカード)で捲られたとか言う人がいますが、ポストフロップ(ボードにカードが出てからのアクション)をやらない戦いになった時点でボードがどのような結果を生み出すかは決まっていて、どっちが勝つでしょうか?をただ見せてくれるだけなんです。

だから50:50の魂の殴り合いだと思っています。
そして確率に基づいた基本戦略だったりなどもありますが、時々それを逸脱します。
対戦相手によって戦略を変える(エクスプロイト)の要素もありますが、ハンドが配られて見るときに戦う顔をしているかどうかで参加するか決めます。
よって僕は自分のポーカーを「完全感覚ポーカー」「文系ポーカー」と呼んでいます。

これからも自分よりも賢くていろいろ知識を持っていて、経験も多い猛者の皆さんに自分の完全感覚ポーカーでどこまで立ち向かうことができるか、試してみたいと思っています。

数字だけに頼らず自分の運命を信じるポーカー、みなさんもぜひやってみてください。

*この投稿は他の方のプレイングを否定したりするものではございません。
皆さん思い思いの方法で価値を目指せる素晴らしい競技だと思っています。


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