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自費出版で書籍版を販売開始しました。
この度、詢川華子は自費出版で書籍版「Feeling good ever! ~お相手はポルノ依存症~」を販売開始することをお知らせします。
今までKindleで読まれた方も、これから読まれる方も、紙でしか味わえない世界をお受け取りください。
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書籍版にするにあたって、Kindle版の内容を編集、推敲を行い、本の装丁した上で、紙の本として製本しました。自費出版となりますので、手間がかかっておりますが、一人でも多くの方に読んでいただければ嬉しいです。
Kindle版では、今までさまざまな方にレビューいただきました。ありがとうございます。
Kindle版での販売お知らせはこちら
レビュー1
お相手がポルノ依存症かも?と言う疑いから、主人公が様々な人や出来事と接するうちに「内観」していく様がとても共感出来たと言うか、わかるなぁ〜と感じたところが沢山ありました。
千春の心のツッコミが面白くツボでした。思考先行型で「もっと感情を大事にしていきたい」と感じているかたは共感出来る部分が多々あると思います。とにかく面白いです!オススメです!
レビュー2
前半は真面目で不器用すぎる主人公の奮闘に呆れつつも笑わされる楽しい展開でしたが、読み進めるにつれ、じわじわと暖かい感情に包まれ、読み終えた後は静かに涙が出ていました。
性について、こんなに私達人間にとって身近なことなのに、他人からも自分からも隠すように生きてるって矛盾してますよね。
特にアラサー世代以降の女性には、主人公と自分を重ね合わせて共感できることも多いと思います。
この過激なタイトルから誤解される方もいらっしゃるかもしれませんが(私もそうでした)、人間愛に溢れた暖かくて爽やかな物語でした。
レビュー3
「人に何かを考えさせること。引き出すこと。」は、教育の中でも質が高いものだと、個人的には思います。そんな教育を、この小説は与えてくれました。
ストーリーを通して、楽しみながら、自分の頭で考えて、感じて、解釈して、学ぶ。英語講師として働いたことのある私にとって、目指す教育の形です。
そんな教育を与えてくれたこの本には、感謝しかありません。ドラマ化、紙の本(書籍化?)、されることを心から期待しています。
読書感想文を書いた理由は、もちろん、この本を多くの方、男性にも女性にもオススメしたい、というものがあります。
それ加えて、社会について、性について考えるきっかけや、カナダ人の性の捉え方を少しでも広めれたらと思い、このnoteを書きました。
こうやって少しずつ、いろんな形で性教育が広がる。それにプラスαで、ちょっとしたこのnoteが、誰かのプラスになれば嬉しいです。
カナダにご在住のクリオネさんは、フィリピン系カナダ人の旦那様とも性について、人間関係について深くお話しされたことをこちらの記事で取り上げてくださいました。▼
なぜ書籍版を販売しようと思ったのか
わたしは元々、経済誌の学生記者としてスタートし、ジャーナリストを夢見て文章を書いてきました。
しかし、散々足掻いた結果、世界は自分が変わらなきゃ変わらないことを実感したわたしは、自分の世界を変えるため、改めて文章と、そして自分と向き合うことになりました。
わたしの世界は面白くなくちゃ、愛がなくちゃ変わらない。
それらを表現するため、エッセイや脚本なども学んできましたが、受け手、発信者が自由に解釈し、感じることのできる表現方法が、わたしにとっては小説でした。
いつか小説を出版して、わたしの世界を変えたい!
そう意気込み、10年以上小説を書き続けてきましたが、小説家として出版するのは思った以上に過酷でした。
出版業界が縮小傾向にあること。
立ちはだかるコンプライアンスの壁。
表現の自由はあれど、発表する場のない現実。
わたしの描きたい世界は人として、生物として自然なことなのに、世間では非常識でタブーなことばかり。
「出版したいなら、もっと違うテーマで」。
言われ続けてきたし、チャンスも頂きました。
でも、なんのために書きたいのか、表現したいのか、出版したいのか。
それを考えたとき、当時のわたしには商業出版する理由が見つかりませんでした。
世間と常識に合わせた方法で自分の描きたい世界を表現する才能も覚悟も筆力も足りていなかったからです。
夢や目標を失ったわたしは、しばらく文章の世界から離れようとしたのですが、本当にしたいことをしてから人生を終えよう! と覚悟を決めたら、この小説をいつの間にか書き始めていました。
全力で書いたこの小説は案の定、新人賞を獲ることはありませんでしたが、地位や名誉、コネも しがらみも、 なにもない わたしには、失くすものはありません。
読んでもらえるとは限らないことも身に染みるほど、染み込んでいました。
書きたいように書いたのだから、なるようにしかならない。
いつもだったら「ほらね。やっぱりダメだったじゃないか」と言って諦めていたのですが、この小説を書くことで命を救われた わたしは、いつもの口癖を封印して前に進む覚悟を決めました。
わたしの現実を、そして世界を変えるのは、わたししかいないからです。
テーマがテーマだけに、さまざまな覚悟を決めKindle出版を試しに行ったのが、2020年11月。
Kindle出版をすることで、今まで4年かけて作った本がたくさんの方に届いたことが、ただただ嬉しかったです。
そこから、読者様と実際にお話ししたり、noteで繋がった方や知人、オンラインでのお話し会により、さまざまな悩みや生き方をしてきた方々から感想を伺いました。
noteでは、SAY! セイ, 性! という企画で皆さんから性についての色んな話を読ませて頂きました。
この小説をきっかけに広がった わたしの世界。
予想以上の感想や記事を読まさせていただき、小説を書いて本当に良かったと感じます。
ただ、わたしにとって、これはまだ完成ではなく、ここからが始まりです。
ちゃんと『人間』したい わたしにとって、確かな手触りや温もりはやっぱり必要で、自分の描きたい世界を誰に遠慮することなく表現した小説を紙として出版することは、その第一歩だと思うからです。
電子書籍で読むことも もちろん嬉しいのですが、実際に紙で読むのとでは感じ方が違うはずです。
木でできている紙の本を手に取ってページをめくり、あなたの経験や境遇と照らし合わせながら読む時間。
それは、自然に触れ、あなたに戻る時間でもあると思うからです。
リアルはフィクションだ
同じ小説を読んだとしても、感想や解釈が人それぞれであるのと同じように、自分の解釈がすべて正しい訳ではありません。
こんな考え方もできるのか。
言われてみれば、確かにそうかもしれないな。
わたし達は他人と交じり合うことで自分の世界を広げることができます。
しかし、あなたの人生ストーリーはあなたにしか描けません。
あなたは、自分の人生をどう生き、どんな世界を見たいですか。
広がる世界。
本作品のサブタイトルに「ポルノ依存症」というワードが入りますが、わたしがいつも描きたいことは「人間讃歌」です。
カッコ良くても悪くても、ただ、生きている。
そのことでもう、じゅうぶん素晴らしい。
わたしは今、できる限りのパワーと想いをこの小説に込め、あなたにバトンを渡しました。
心が少しでも動いたのなら、わたしのバトンを受け取って欲しい。
誰かにとって、必要な言葉
本来、わたしは他人に自分をアピールしたり、何かを強要したり、断言するのが苦手です。
しかし、ここまで読んで頂いた皆さんにはハッキリ伝えなければならないと思っています。
それは、この小説は人間関係や人生に悩んだことのない人にとって、まったく必要のない物語だ、ということです。
でも、もしあなたが それらで悩んだことがあるのであれば、ぜひ読んで欲しい。
自分の作ったフィクションという枠組みを超えて「生きる」選択をしたい人、または してきた人に、この本を届けたいです。
「どうせ自分なんて」と何度も言い聞かせ諦めてきた人生の枠組みを超えた選択。その一つ一つが、わたしにこのストーリーを書かせてくれたから。
この小説を手にとって、なにか少しでも感じてもらえたらと願っています。
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