先生ってネガティブだね
書道教室のお稽古で
小学6年生の女の子たちと話していた時のこと
LINEの「1組・2組女子グループ」の存在にビクッとなった。
恐る恐る、
「LINEグループって聞いて、トラブルが浮かんで怖くなっちゃった」と言ってみた。
「え、なんで?」と聞かれ
「グループから誰かを抜けさせたりとか、一人だけ抜いて新しくグループ作ったりとかあるって聞くからー」と言ったら
「え、逆に
通知がうるさいから私抜ける、って自分から抜ける子も多いよ。」と返ってきた。
衝撃。
「え、そんなことできるなんてすごい!
私だったら、どんなに通知がうるさくても、理由を言って抜けるなんて絶対できない。抜けたらなんだあいつ、って思われちゃうと思って我慢する。
自分の意見を言えるの、すごいなぁ・・!」
「え、普通だよ。
理由を言わないで抜ける子もいるし。
そうしたら、なんで抜けたのー?って聞くよ」
またまた衝撃。
「いや、もし誰かが何も言わず抜けたら、
何か嫌な思いをしたのかも。私の何かが悪かったのかも。もう嫌われてるかも。
と思って私だったらもう声かけられない」
と言ったら
「先生ってネガティブだね」と笑われた。
笑われて嬉しかった。
「そう、私ってネガティブなの」と笑った。
私が恐れているものの存在すら感じずに生きている子たちがいる。
子どもたちは子どもたちの世界を見てる。
とても頼もしくて誇らしく感じた。
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