2022年8月17日のメルマガ
自宅の書道教室では
2週間の夏休みをいただいて、
今日から8月後半のお稽古がスタートしました。
お休み中は娘と2人で親子キャンプに参加し、
その後夫と息子と合流して家族旅行へ行ってきました。
旅行のあと3日ほど家で予定なく夏休みを過ごしたのですが、
もーーー
あっという間に
頭がおかしくなりそうでした(笑)
わが家の子どもたち、1日中ずーっとゲームしてるか
YouTube見てるかしてるんです。
そんなずっとしてたら目が悪くなる!ゲーム依存になる!
自分でメリハリ持ってやめられないの!?
他にやりたいことないの!?
自分から積極的に行動するとかないの!?
って言いたくなります。
でもかといって
コロナ事情で友だちに声をかけるのも気が引けるし
こんな猛暑の中で公園で遊んで来なさいとも言いづらい
旅行でたくさん遊んできたのにどこか連れて行こうとも思えないし
じゃぁ私が何かを声かけて促すの?一緒に付き合うの?と思えば
そんな体力はもうない…
やることがないのにゲームを取り上げるのもどうなのか?
結局、子どもたちに
有意義で楽しい時間を提供できない私が悪いような気になってきます。
皆さんも長い夏休み、そんな時ありませんか?
こんな日、私はこんなことをしてみました。
子どもたちの行動を正当で責めるのをやめて
その行動を自分のせいにするのもやめて
ただ「嫌だ」と感じてる気持ちをそのまま出してみることです。
「もーー朝から1日中ゲームしてて嫌だ!
明日も明後日もそうしてるのかと思うとゾッとする!
ゾッとしてすごくイライラする!キーーー」
こんなの親としてどうなの?
子どもを傷つけるんじゃないか?と避けていたのですが
やってみたらなんと、次男と末っ娘は大爆笑。
私のゾッととイライラのジェスチャーが
オーバーリアクションで面白かったようです(笑)
私もそのまま出せてイライラがスッキリ。
そしてゲームを辞めてくれた2人に続けて出たのは
「お母さんは夏休みでもご飯作って食器洗って
洗濯してお風呂洗って…忙しいんだからね!
お母さんだって1人でゆっくりしたいよーー!」
でした。
ゲームをしている姿を見てイライラしていた理由は
目が悪くなるからでも、依存症になるからでも、
子どもをだらしなく感じるからでも、
自分がつまらない親だと落ち込むからでもなく
ただ、自分が1人でゆっくりしたかったからでした。
それがわかったら、1人でゆっくりするためにできることを
考えたらいいですよね。
家事を少し手伝ってくれた2人と離れて、
書道教室をしている部屋へ行って
最近配信しているInstagramの
字の書き方紹介ライブを始めました。
夏休みだからと、自分のしたいことを我慢していたことに気付きました。
しばらくしたら
娘が「つまんないー」とゲームを辞めてやってきたので
「ほんと、夏休みってつまんないねー」と言って
一緒にテレビを見ました。
私たちは無意識に
「こうしなくては」「こうあるべき」
を自分の中にたくさん持っていて
我慢していることにも気づかずに
相手や自分を責めてしまいがち。
それをいったん置いて、
今の気持ちを正直に感じてみると
隠れていた自分の望みが顔を出します。
そうしたら
その望みを叶えるために
考えて動いてみる。
こんな風にしてみると、
つまらないと思う日にも
コインをひっくり返すように
1つ、2つ、「よかった」と思える時間が生まれるかもしれません。