NY子なし1泊旅 図書館、Tiffany本店とセントラルパーク
NY公共図書館
立派な建物と、オリジナルグッズを目指して公共図書館を訪れた。
朝10時開館のため、朝はホテルでゆっくりと過ごせた。
開館とともにゲートを入ると、観光客と図書館利用者が同じようにバッグの中身をチェックされている間、「月曜日にしては多いわねえ」と係員の会話が聞こえた。
図書館の大きな窓から見えたマンハッタンの景色は、図書館内の歴史的な様子越しにみる最先端の町並み、とコントラストが効いていた。
お土産屋さんには図書館のみならずおしゃれなNY土産が揃っているので、ぜひ時間をかけて選びたいところだったが、
私達には次の予定があったので、極めて急ぎ足でジグソーパズルを選んだ。
公共図書館のライオンがデザインされた無料の紙袋か、5ドルのショッピングバッグが選べた。
Tiffany本店のBlue Box Cafe
マキヒロチさんの『いつかティファニーで朝食を』という漫画に、NY5番街のティファニー本店が描かれている。
オードリー・ヘプバーン主演、1961年公開の映画『ティファニーで朝食を』の舞台である。
この映画の冒頭で、オードリーはティファニーのジュエリーが展示されたウィンドウの前で、黒いドレスを着て、黒いサングラスをかけて、クロワッサンをかじり、紙カップのコーヒーを手にしている。
今は、このティファニー本店の6階に、本物のレストランがある。
なかなか予約が取れないとのことだったが、約1ヶ月前に予約ページへ行くと、私達が行く日は、ウェイトリストがあった。
リストに登録したその日、予約を取ることができた。
11:15、早めの昼食。朝食メニューにするか、当日までワクワクしながら迷った。
予約の時間にお店へ行くと、少し待って座席へ案内された。
ジュエリー店の中にあるが、特にドレスコードはなく、半ズボンにスニーカーのお客もいた。
アフタヌーンティーのように2段になったパストリーのセットもあったが、アラカルトでお食事も注文できた。
友達はホタテのムニエル、私は蒸し鯛を注文した。
隣りのマダムが、ティファニーの箱の色をしたカクテルを嗜んでいらした。
普段はそんなことしないが、「あの方が飲んでいるのはティファニー特性のカクテルですか?私達も飲みたいです」とサーバーに申し出て、私達はこの旅行で初めてのお酒を午前中のティファニー本店6階でいただくことにした。
お食事もお酒も、目を閉じて味わいたくなるような美味しさで、再び自分たちだけのことを考えたお店やメニューのチョイス、この時間そのものを味わった。
食事を終え、ジュエリーも見てみたが、どこにも値札がついておらず、本物のまばゆさにクラクラしながらお店を後にした。
レンタサイクルでセントラルパークを走る
友達のアイデアでレンタサイクルを探してみると、
セントラルパークの自転車ツアーがたくさん出てきた。
私は自転車の運転に自信がなかったので、公道を走るよりはセントラルパーク内の道が安心だった。
ネットで予約すると、1時間9ドルと割安だったが、当日店舗でみると、3時間〜のレンタルで、25ドル程度していた。
事前に予約と決済を済ませていても、レンタルの場所でウェイバーを行い、チェックインの列に並ぶ必要があった。
パスポートと引き換えに自転車をレンタルしたのだが、パスポートはレジの後ろに剥き出しでアルファベット順に置いてあり、悪い人だったら余裕で盗めそうな非セキュリティー具合だったが、逆に色んな人の目が届くということでもあるのだろうか。
自転車にはカゴはついていないので、やはりリュックサックで来て良かった。
自転車係のお兄さんが鍵の番号を教えてくれて、ヘルメットを装着して出発。
セントラルパークでは車道を走る必要があり、車のほかに馬車や人力車が通る道で、ほとんどが一方通行だった。
非常に広い公園だったので、距離感がつかみづらく、地図を見ても迷子になった。
自転車で公園を走るのはとても気持ちよく、緑の少ないNYで忙しい人々の憩いの場を感じられてとても良かった。
1時間のレンタルではとても足りなかったので、時間に余裕がある人は3時間レンタルして、ゆっくりと過ごすのが良いと思う。