【富士ヒルまで?日】出産前後の自転車記録
こんにちは!きょんです。
このnoteは、2022年に産後1年で富士ヒルブロンズを達成したママローディーによる記録です。
くわしくはこちら
第二子の出産後も”産後の楽しみ”ということで、産後10ヶ月で富士ヒルブロンズを目指すママローディーの記録をつけてみることにします。
前回同様、日々の自転車の記録や育児のことなど、気ままに更新してみようと思います!
出産前日までローラーしてたよ
前回のnote更新から3日後。
無事、第二子を出産しました!
お産の話は別途まとめることにして、今回のnoteでは出産前日〜出産2ヶ月頃を振り返ります。
結論、出産前日までローラーしてました(笑)
出産前日
出産前々日から、床からの立ち上がりや階段で動きがゆっくりになったので、お産が近い感覚はありました。
それでも歩いたり自転車に乗ったりは楽しくできるくらい。
出産前日は午前中にローラー30分 → 夕方に1.5kmほど散歩しました。お腹に違和感はあったものの、久々に夫と2人で話しながら歩いたのがとても楽しかった。良いリフレッシュ+陣痛促進になったようです。
産後〜退院
出産直後
本陣痛から出産までは3.5時間ほど。主観的には余力を残してのお産だったので、「ヘトヘト」というよりも達成感が勝るお産でした。「体力」の価値をしみじみと感じました。
当日は溢れ出るアドレナリンと闘いながら、とにかく横になることに徹しました。オリンピック真っ最中だったので、上の子を気にせず競技が見放題だったのはありがたかったかもしれません(笑)
翌日〜退院
引き続き横になりつつ、赤子の寝ている隙に体のチェックをしてました。
ざっと私はこんな感じでした。
骨盤が安定しない→股関節が綺麗に使えない
腹筋がきいていない→腕の重さを支えきれない
動きの軸(センター)がわからない
腹直筋離開はなさそう
歩幅が広い
むくみあり→足首がまがらない
会陰の傷はいたくない(かすり傷程度)
おしっこは止められる
お腹の子が外に出ると、アライメントも筋緊張も変わるのでもう何がなんだか…という感じですが、これも2回目なので想定内。
大きなダメージがないと分かったので、療養を第一に、ピラティスの基本動作(呼吸といくつかの簡単な運動)を気が向いたときにやっていました。
むくみ対策で着圧ソックス+水分補給+マッサージ器持参で臨んだところ、エステの方に「マッサージ器持って来る方は初めてです」と笑われました(笑)
ちなみにエステの方曰く、産後にむくまない人は全体の1割もいないそうです。よっぽどのアスリート体質(筋肉量が多い人)だと浮腫みにくいんだとか。
退院〜産後1ヶ月
自分の体<生活リズムの構築
退院後は実家で1ヶ月ほど過ごしました。実母・実父・弟の協力のもと、至れり尽くせりの生活でした。
上の子の時は、どこまで動いてどこまで休んで良いのかが分からなかったのですが、今回は動く(育児をする)ときと休むときにメリハリをつけることを意識しました。
生後2週間で授乳が概ね確立したので、赤子に合わせて昼寝できたのが何よりもありがたかったです。
産前に意識していた「生活リズムの構築」は、里帰りが終わる頃には概ね完成しました。一方、生活リズムをつくるのに全集中だったので自分の体を動かす時間はほとんど取りませんでした。
あえて時間は作らなかった分、横になるタイミングで「呼吸」「姿勢」に意識を向けることを心がけました。
加えて、近所を散歩することで気分をリフレッシュさせていました。
〜産後2ヶ月
里帰りが終わり、その2週間後には実弟の結婚式で一家で広島へ。この「弟の結婚式に参列する」ことも妊娠中の1つのモチベーションになっていました。生活リズムも構築でき、母子共に健康に過ごせたので、助産師さんのお墨付きをもらった上で、赤子を連れての結婚式参列が叶いました。
産後初のローラー
産後初の自転車は産後40日。ローラーを「試しに回すだけ」の負荷のはずに、大汗かいてました(笑)
日常生活”以上”の負荷で感じる課題
産後2ヶ月には、日常生活ではほぼ支障なく過ごせていました。
でも、自転車に乗った翌日は「脚がだるい」「膝が痛む」「眠い」など様々な体の不調が…
ペダリングに体のクセが出たり、乗車姿勢を支える体幹が足りなかったり、60分連続で動く余力がなかったり…と、自分の体にはまだまだ課題があることを痛感しました。
裏を返すと、これは日常生活以上の負荷をかけてみないと分からない課題でもありました。そして、この課題がクリアできると日常生活はもっと余力が残せる、という伸びしろだと捉えていました。
いまは「自転車のトレーニング」よりも「日常生活が余力を持って過ごせる体づくり」のほうが大切な時期のようです。
焦らず、でもコツコツと積み重ねて、少しずつ体の力を取り戻していこうと思います。
産前産後でも、自転車には乗り続けてほしい
そんなこんなで、これからも気ままに記録を残していきます。
昨今は女性ローディーが増えているので、これからもっとママローディーも増えてほしいなと思っています。
ただ、残念ながら(自転車に限らず)妊娠・出産がスポーツから離れるきっかけになってしまう方も少なからず見かけます。
「妊娠したから自転車はお休み」「出産を期に自転車をやめてしまった」というのは、あまりにも寂しいです。
トレーニングの方法や強度を工夫すれば、自転車は産前・産後通して継続できる運動だということを、もっと多くの人に知ってほしいです(母胎の状態で運動自体が禁忌となる場合もあるので医師や助産師への相談が大切)。
このnoteが、そんな女性ローディーの力になったら良いな、と願っています。