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住宅ローンの繰り上げ返済で気を付けること。
我が家は住宅ローンを借りていました。(すでに完済済み)
勢いで住宅を購入し(いろいろ考えた末だったけど、最後はやっぱり勢いでした)
住宅ローンがスタートしてから毎月の支払よりも、最終的に払い終えるまでの期間に肩の荷が重くて。ずっと払い続けなければならない、が重かったです。絶対に、必ず、みたいなのが重かったです。(みんなそうですか?うちが必要以上に重く感じてたのかもしれないです。)
利息も月々かなりとられていました。(返済予定表を見ると月々どれくらい利息を払っているか、書いてあります)
借金の仕組みを書いた記事はコチラ👇
なので、我が家はさっさと返す、をモットーに給料が入ったら、ボーナスが入ったら、使うお金を取り分けて残りは全額繰り上げ返済に充ててました。
その結果、貯金ゼロ状態が長く続きました。
もし病気になっても医療保険には入ってたし、私も夫も若かったので、「まあ、何とかなるっしょ」と思っていたのです。(今にして思えば、かなり極端でした)
そうやって、せっせと繰り上げ返済をして、ローンを返済していきました。
そして、毎回、期間短縮をチョイスしてました。期間短縮の方が、月々の返済金額を下げるよりも総額は少なくなるからお得だったからです。
ところが、ある時、繰り上げ返済をした後に毎年やっている年末調整での住宅ローン控除ができなくなってしまいました。
「ん?なんで??」
早速銀行にクレームを申し立てましたが、なんと、こっちが悪かったのです。
それは支払期間が借りた日から数えて10年より長くなる必要があるということでした。(10年より長いことが、住宅ローン控除の条件でした)
気が付かないうちに、繰り上げ、繰り上げでトータル10年より短くなってしまい、住宅減税の控除がなくなってしまったんです。
なので、繰り上げ返済をするときは
①10年または13年(10年1%または13年0.7%)よりも返済期間が長い間は「期間短縮」
②10年または13年より返済期間が短くなりそうなときは、「返済金額の減額」
が良いです。
我が家は10年を切ったところで、気づかず年末調整ができなくなりましたが、そういう理由だったと分かって、すぐに「返済金額の減額」にして住宅ローン控除を続けることができました。(ギリギリセーフ。銀行さん、対応してくださってありがとうございました)
仕組みをよく知らなくて、そうなってしまったという話でした。
繰り上げ返済をするときには要注意です。
お読みいただきありがとうございます。
今日も皆様がステキな一日を過ごせますように。