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何もしたくない人だけど肌は守りたいし水も大切にしたい時のやつ
基本的にめんどくさいことは嫌いだし、気合い入れてやらなきゃいけないことは続かないし、楽しいと思ったこと以外できるだけ労力を使いたくないタイプの人間なので、この世で1番嫌いな作業が皿洗いなわけなんですが。
そんな苦行・皿洗い行で、この冬から春にかけてめちゃくちゃ手が荒れまして。カサカサになるだけでなくカユカユになってしまって、そのあとヒリヒリになりまして。皿洗いのこともっと嫌いになりました。
【たぶんこれが原因】
①できるだけつらい思いしたくない甘ちゃんなので常にお湯を使っていた
②肌に合わない洗剤を使っていた
③皿洗いが嫌すぎて気持ちが手の甲に現れた
いずれかかなと思ったんですが①のお湯は外せない。だって冷たいの嫌だし。ゴム手袋すればいいじゃんって話なんですがあれつけてると洗い物しにくくないですか?置き場所に意外と困ったり…なるべく簡単な方法で、ラクに作業する方法なんかないですか?
こちとらは様々な洗剤を試して肌に合うものを探したり、環境に配慮した成分(のことをそもそもあまり知らない、これは勉強不足)のものを探したり、そういうマメなことができないタイプの何もしたくない人間なのですが。…今「食洗機買えば良い」って言った人、買ったらぜひこちらまで送ってください。
というわけでとりあえず手っ取り早く原因②および③をどうにかするためインターネット書庫の先人の文明たちに助けを求めてみました。それで「びわこふきん」にたどり着いたわけです。
びわこを使って湯洗いすれば
洗剤なしで食器がきれいに洗えます。
なんか人にも地球にも優しそう。
湯洗いが条件のようなので原因①を合法的にかつ罪悪感のない状況でクリアしつつ原因②もクリアできる代物みたいです。
このびわこふきんは、琵琶湖を洗剤によって汚染してしまったことから発明された製品だそうで、肌を守りつつお水も大切にできてしまうという「そんなおいしい話あるんや」の化身のようです。
そんな神仏を前にして、私利私欲のためだけになんか良い感じの方法ないんかと探していた己を恥じるところから始めてみました。
ちなみにこの神仏は東急のハンズ処などにあらせられ、500円でお釣りがくるほど(400円代だったことは覚えている)で御降臨いただくことができました。お財布にも優しい神さま仏さま朝光テープ有限会社さま。頭が上がりません。
たしか真っ白なタイプと生成りのタイプ、目が粗いタイプと細かいタイプ、そんな感じで数種類あったような気がしています。記憶が朧げです。人間の記憶というものは儚いですね。
袋から取り出した瞬間、優しい手触りです。この神さま仏さまと一緒なら、皿洗い行に新しい発見があるかもしれません。原因③もなんとなくクリアできそうな気がしてきました。
【とりあえず使ってみる】
お湯に濡らして軽く絞って
→スポンジと同じような扱い方で
→食器を洗う
【結果】
洗ったお皿はキュッとならないと癇癪を起こすタイプなのですが、洗剤なしでもちゃんとキュッとなりました。
ドレッシングとかラー油とかカレーとかのなんとなく脂っこいものに関してはキッチンペーパーで軽く拭きあげてからの方が気持ちよく洗えそうです。
洗剤で洗うと、泡立てる→泡で洗う→泡を流すの3ステップですが、
びわこふきんで洗うと、濡れふきんで拭く→流すの2ステップで洗え(るような気がし)て、なんだか手間も少なくなってい(るような気がし)ます。(こういうのは気がすることが大事)
使い始めてからまもなく1ヶ月ほどになりますが、手荒れはかなり改善されてきました。すこし暖かくなってきたので、季節的なものもあるかもですね。
問題の継続できるかどうか、については、今のところ続いています。道具をスポンジ+洗剤からこのびわこふきんに変えただけなので、特に気合い入れなきゃいけないこともないです。強いて言えば、時々煮洗いするといいみたいなので、その際に「さてお湯沸かすか…」となるくらいです。
肌荒れも改善されて(当社比)、丁寧な生活の反語のような生活を送っている己のような何もしたくない人でも、微微微力ながらお水を守ることができ(てそうな気持ちになれ)るびわこふきんでした。
ありがとうございました。