【2024年ジャズ】Let's Walk / Madeleine Peyroux
Madeleine Peyroux(マデリン・ペルー)はアメリカのシンガーソングライター。パリに移住してストリートミュージシャンをやっていたこともある。2024年本作は6年ぶりの10作目。ジャズをはじめ様々なジャンルの曲を彼女なりのアレンジで歌うことも多かったが、今回は全曲オリジナル。
これもジャズなのね、とノラ・ジョーンズのように言われそうですが、ルーツのひとつにジャズがあるということかな。様々な音楽から着想を得てアレンジしていくことで楽曲そのものの楽しさを味わうのがジャズとも思います。そして何より彼女の曲は楽しい。我が家でも妻に好評。自然と口ずさむような印象的な曲が詰まっています。
タイトル曲3.Let's Walk なんてまさにポップでおしゃれな曲。暑くなければ散歩したい。5.Blues for Heaven や9.Showman Dan のようなブルース曲が僕のお気に入りです。バックの演奏も小粋でしっかりした演奏。オルガンやギターの音もいい。ほかの楽曲も様々な音楽を知るベテランならではの深みを感じさせつつ、気軽に聴けるいいアルバムです。
▼ブログ「音楽を聴くことの雑感」も書いています。
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