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【2024年ジャズ】Alone / Wayne Escoffery

Wayne Escoffery(ウェイン・エスコフェリー)の2024年新作も、SMOKE Sessionsから。僕のブログでは2度目の登場です。ニューヨークのテナーサックス奏者。ジェラルド・クレイトンP、ロン・カーターB、カール・アレンDrのワンホーンカルテットです。なんでも休暇中に指を骨折したりして孤独な時間を過ごしているうちに構想したアルバムだそうです。

夜にひとりで聴くにふさわしい、内省的で哀愁ただようサックスです。手数も少なめで音色がしっかりと伝わってきます。個人的にはデクスター・ゴードン(僕が所有している数枚のアルバムは2曲目がいつもバラード)を思わせるバラード集です。

1.Moments with You 1曲目からソファに身を預けてゆったりモードです。あぁいい時間が始まったなと。ピアノの音の美しさが光る4.The Ice Queen はウェインの個性的なオリジナル。心の移り変わりを味わいます。映画「いそしぎ」の5.The Shadow of Your Smile も深いアレンジ。ゆっくりと語りかけるようなサックスに酔いしれます。SMOKEの高音質録音をハイレゾで堪能できます。

▼ブログ「音楽を聴くことの雑感」も書いています。


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