「夢はSexyZoneになること」

彼がそう口にしたのは去年の夏でした。

デビューした頃は、まだ右も左も分からない3人を健人くんと一緒にお世話しなければいけなくて。
当時彼が大好きだった場所はなくなってしまってここに立っているわけだから、思うこともたくさんあったはず。
健人くんはその場所を与えられたらすぐに飲み込める(飲み込まなければと言い聞かせているかもしれない)けど、風磨くんは自分が違うと思ったらそれを通す人だと思っていて、1stコンでも4を掲げていたしまだ彼の心はここにはいないのかなあと思ったりもした。

でも下の子達を愛してくれている風磨くんがいて。

3人体制だった頃、事あるごとに松島マリウスって口にしてくれてた。
こんなのに負けるかっていう気持ちがすごく伝わってきたなあ。
8.25も経て、健人くんとは面倒くさいカップルかよって思うけど、3人も安心しているんじゃないかな…

今年のツアー構成は風磨くんが担当、と聞いたときはすこーしだけ不安だった。ソロコンにお邪魔したとき、そこに彼の作り出す世界がしっかりとあったから。SexyZoneではやらないようなことも。だからグループになるとどうなるのかなあなんて思ってもいたけど、そんな心配は必要なかった。
彼が一番メンバーの事を見ていて、どんな人かだって事も分かってる。
5人で作り出したコンサートは繋ぎの部分や曲の流れ、息つく間もなくて、こうやって大好きなグループを見に行けているって幸せだなあと。

そしてTeleportationで唯一彼が淡いピンクの衣装を着て登場したり、ピンクのうさぎを着たり。当時ピンクを着るアイドルになりきれずにいた風磨くんは、SexyZoneになろうって決めたからこそ、今この衣装達を身に纏っているのかなあなんて。

年下も呆れるほどの長い反抗期を経た今、彼の夢はSexy Zoneになること。
彼には、長すぎるわバカ!と笑いながら泣いて突っ込みたい。
STAGEオーラスでふわっと言った一言も、心からの気持ちなんだろうなって嬉しくなった。


俺、SexyZoneの事結構好きなんだよね。


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