Mリーグの麻雀解説に関する考察
余りに朝倉康心の画像が面白いので、連投と相成った。
朝倉"頭髪"後進って名前に変えてほしいくらいだw
いやいや、「また髪の話してる…」とお約束のツッコミが来そうなので、この辺にしておいて、早速本題に入ろう。
20221025(火)のMリーグ朝倉康心の解説は非常によかった。選手の思考を追うという課題で望んだようだけど、クオリティの高い解説だったと思う。
朝倉康心は大学卒業後すぐにプロにはならず、雀サクッという雀荘検索サイトを運営する会社で、ニコニコ動画配信をしていた。
「ヒルピンデス!」でしたっけ。あまり見てはなかったけど、たまーにアーカイブを見ていたかな。天鳳の特上卓東南戦を打って、牌譜検討するって内容。
おそらくそこで話術が向上したのだろう。相変わらず「ドアドア」って言ってたけど、もう、それも面白さの一つとして挙げられるくらい定着しているw
皆さんの評価はどうかなーと思いnoteを見たところ、天鳳十段Zeroさんこと沖中祐也プロが二週間ほど前に記事をUpしていた。コレ↓ね。
主張としては、「視聴者が喜ぶ面白い解説が最重要で、細かい選手の思考などあまり重要ではない」って意見ですね。
この「面白い」って定義が人によって様々だから難しい。エンジョイ勢、ガチ勢というステレオタイプなカテゴライズで考察していいものだろうか?
私は「違うよ」と言いたい。
その競技の奥深さやプロの凄さを伝えることが、一番大事でしょ。そのためには、選手の深い思考を解説者が言語化しないとダメでしょ。
エンジョイ勢にだって「なにかよくわかんないけどスゲー」って思って貰わなければダメなんじゃないでしょうか。
一例を挙げてみよう。
羽生さんはこの頃…というか、いつもタイトル戦に出ずっぱりだったので、解説の仕事は余りしていない。この動画でも、お世辞にも分かりやすい解説をしているとは言えない。頭の回転が早すぎるので、殆どの視聴者は置いてきぼりである。
しかし、殆どの人が「なんかよくわかんないけどスゲー」「羽生さんはこうやって将棋を指しているんだー」って思ったことだろう。
それがこの動画が伸びた原因でもあり、解説で一番重要な点ではないだろうか。
だから、「待ち牌が1対1!さあ、どっちがツモるんだぁぁぁ」とか
「気合がみなぎってますねぇ、これはツモるでしょう!」もいいけど、
もうちょいプロの凄さ、麻雀戦略の奥深さを語ってほしいんです。別にわかり易くなくっていいから。
以上